綺麗な花には棘があるらしい

やめて ページ15

Aside




ベットに入り明日の予定を確認するためにスマホを開く






一件の通知が入ってた






しかも一番連絡したくない人から






“A早く戻ってきて”








は、、いまさら？







あの家を出た時に連絡一切しなかったのに？








『はぁ、本当に都合いいんだから』








そんなこと思いながらスンチョルの連絡に少し嬉しかったと感じた自分は多分相当イカれてる







タップして開く







“もう無理”






するとすぐに既読になった







“、、、会って話そう”








“話すことなんてないから”









“お願いだ、、、少しでいい”








もういいや、どうせ私はイカれてるんだから








“どこ”






“公園。今から行くから”









夜2:00私は公園に向かった









公園に着くとすでにスンチョルがいた







SC「A！！」





私を見つけたかと思うと抱きしめられた






『離して、、』







SC「ごめん。、、本当に」







『それ本心？』









SC「もうしないから、、、戻ってきて」









ミンギュに会う前だったら戻っていたかもしれない










でもねスンチョラ










『その言葉早く言って欲しかったな』









SC「えっ、、、、」









『ねぇ、気づかなかったとでも思ってた？浮気してたの半年前からでしょ？私はその時この関係を崩したくなくてずっと言わなかった。いつか、いつかスンチョラが言ってくれるだろうって。信じようって。でもあの光景を見てあぁ、結局そうなるんだとおもったよ』








SC「ごめん、、、、」








『今日会いたいって言ったのもお金のためでしょ？名義が変わって家賃が払えない、車も無くなってお金が必要だ、貸して欲しいって言いにきたんでしょ？？』









SC「、、、、、、」







『本当に愛してた？お金じゃなくて私を。お金を出してくれる都合のいい女じゃなくて、1人の一般人の女として。私はただそれだけを望んでた』








なんて強がって言ってるけど本当は








SC「俺も愛してる、Aを愛してるから、、、お願いだ戻ってきてくれ。」










なんで、、、、、















嬉しくて涙が出るの？

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