It's 7 at night in Tokyo 【Hoshino Gen】

キャラメルマキアート ページ5

Aside



「いやー、星野さんと偶然朝会ったんですけどね」


s「偶然？」


「ええ、、何かある？」


s「いえ、二人、運命とかじゃないんですか？」


「やだなぁ！恥ずかしいｯ、そんなことないわよ」


s「それで？まだ何かあるんじゃないの？」


「あー、そうそう。星野さんがメガネ無くしたって言っててあのー、いつもつけてるボストンメガネ。アレを無くしたとか言って。」


s「うん、うん」


「でもね、星野さんのジャケットの胸ポケットが膨らんでて(笑)」


ｓ「ふふふ、ものすごく器用で真面目なイメージがありましたけど、、」


「あ、オチわかっちゃった？

そうなのよ。胸ポケットに入ってたのよ」





g「ぼくの話で盛り上がってますか？」



「あ。」


さつきさんは目を合わせてくれない。


「いやあ、朝可愛いかったな〜って」


g「男性に可愛い可愛いと言うものではありませんよ」



ｓ「言われちゃったね」



「言われちゃいました、、、。

でもねでもね。可愛いって言うのは何しても可愛いけど、

かっこいいって言うのはかっこ悪いと減点になる。ってどっかに書いてましたよ。」



g「それどこの雑誌ですか(笑)」


なんだかんだ、にこにこして隣に座る星野さん。


頼むのはメロンソーダ。




この人炭酸好きだよね。



「炭酸好きですか」



g「、、、まあ。」




あれ、顔が曇った。

なんかあるの？

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