夜風と共に (ページ9)

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8話ページ9

それから2ヶ月経った時の話。

例の麦わらの一味は段々と名を挙げ、有名な海賊になってきた。

そんな中、私は一人で任務をこなしていると一隻の海賊船を見つける。

早速捕まえに行こうかと思えば海賊旗のマークで少し固まった。

A「何故…四皇の一人である白ひげ海賊団が此処に…」

そう独り言を呟くと、よーく周りを見渡せば約七隻程の船が居る事に気が付く。

A「っ…一人で任務中である私は流石に白ひげを捕まえるのは無理。応援を呼んだとしても適う相手じゃない…」

そう思っているとプルプルプルプルと電伝虫が鳴る。

それを手に取り、出ると"もしも〜し？Aちゃ〜ん？"と大将であるボルサリーノさんの声がした。

A「ボルサリーノさん…？どうしました？」

黄猿「至急海軍本部に戻ってきてくれないかねェ〜。」

A「何かあったんですか？」

黄猿「ちょっと厄介な事に姿を隠していた10億のロイゼ海賊団が最近になって再び姿を現し、色々と暴れてるみてェでよォ。このままじゃ奴等に色々と面倒起こされて大変な事になっちまう前に対策を考えなくちゃならねェらしいよォ〜。」

A「成程、その為に会議をするから早く戻ってきてという訳ですね」

黄猿「て事で〜わっしはそろそろ切るよォ」

A「はい！失礼します！」

そう言えば電伝虫を切ると白ひげ海賊団の船は無視し、急いで本部へ戻った。