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いつかのあの日 4 ページ35

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吉澤「とりあえず俺らの前で『大丈夫』って言うの禁止ね」



一通り泣いて落ち着いてきた時、閑也は私にそう言った。
「俺ら」、Travis Japanのことだった。



A「本当に大丈夫な時は?」


吉澤「その時はいいよ」


A「え?ルールガハガハじゃん。笑」


吉澤「うるせえな!強がって大丈夫って言うなって話だよ!笑」



照れたように「分かれよ!」と怒る閑也を、年上ながらかわいいなと思った。
私のことを思ってくれている閑也にだから感じる気持ちだった。



A「閑也、私もう大丈夫だよ」


吉澤「早速ルール破るやん」


A「違くて、ほんとに大丈夫なの。ほんとのときは言っていいんだよね?」


吉澤「まあ、うん」


A「閑也のおかげで大丈夫になった。ありがとう」


吉澤「……そっか。笑」


A「うん。明日からもまた頑張る」







閑也のおかげで大好きになったものがある。

一つは舞台。



「A、最初に比べてほんとに成長したね。お疲れ様」


A「ありがとうございます!」


吉澤「Aお疲れ〜」


A「聞いて!演出家さんに褒められた!」


吉澤「え、あの人に!?すげえじゃん!」



二つめは、グミ。



中村「A〜アイスいる?」


A「あ〜今は甘いものいいや。ありがとう」


吉澤「A、グミ食べる?」


A「……食べようかな」


松倉「意思弱っ。笑」



そしてもう一つは、



A「松倉何言ってんの?グミはコラーゲンだからカロリー0だよ」


松倉「ヤッバ」


松田「A〜俺もグミちょうだい」


A「えー、どうしよっかな」


川島「こら。独り占めしないの。笑」


A「だってしずにもらったグミだもん」


吉澤「………」


松田「は〜閑也ドヤ顔してんだけど!?ウッゼー!」


七五三掛「A髪セットしなくていいの?」


A「待って、あと何分!?やばい!」


七五三掛「早く座って〜」


中村「なんでそんなルーズなわけ?」


A「海人に言われたくない」


中村「俺今日はもう衣装着てるもーん」


宮近「どんぐりの背くらべだから、そこ二人。笑」


A「あれ、ちゃかいいの?そんなこと言って」


宮近「…何?」


A「昨日の楽屋でのことMCでバラそっかな〜」


宮近「まじでやめて。笑」


吉澤「何?何あったの?笑」


A「あ、しず聞いて。笑 あのさ〜、昨日ちゃかがさ…」



閑也が作ってくれた私の居場所、Travis Japan。



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美紀(プロフ) - Travisjapan大好きですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2021年11月23日 23時) (レス) id: 3abf21e40c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:おの | 作成日時:2021年11月23日 16時

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