虎と花

らじらー！w/matsuku 2 ページ37

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A「そのとき、私達のリハに松倉が来たのかな？あれ、松倉たちのリハに私が行ったんだっけ？」


松倉「多分Aちゃんが来た……のかな」


A「あ、そうだ。その時いま7MEN侍の中村嶺亜とかもいて。嶺亜に『お前名字にさん付けってキモくね？』って言われたんだよね。笑」


松倉「懐かし。笑」


A「そんで松倉ちょっとキレて。笑」


松倉「『もう分かった！Aちゃんで！』みたいな。笑」


A「私もみんなも『いやちゃん付けかよ！』ってなったけど、なんかしっくりきたみたいでそこから今までずっとちゃん付けだね」


松倉「ありましたね〜そんなことも」


A「私は今でもたまーに海斗って言っちゃうんだけど」


松倉「最近言ってる？」


A「え、分かんない。ぽろっと出るから」


松倉「俺がトラビスに加入した当初はよく海斗って呼ばれたりもしてましたね」


A「それに関してさ、私の中ではね？明白に中村海人のかいとと松倉海斗のかいとは全然違うの」


松倉「うん」


A「それ、松倉は『いまどっち呼ばれてるな』とか分かるもんなの？」


松倉「あ〜だいたい分かってたよ。なんか海人を呼ぶときと俺を呼ぶときで若干違うんだよね、テンションとかが」


A「松倉呼ぶとき感じ悪かった？笑」


松倉「そんなことはないけど。笑」


A「あはは！笑 高校時代のエピソードだと……何か言ってないのある？」


松倉「あれは？二人で遅刻してさ……。笑」


A「え？……あー！あれ言っていいの？」


松倉「まあいんじゃない？もう時効ってことで。笑」


A「じゃあ松倉から言って」


松倉「あの〜俺が高3でAちゃんが高2の時の、ある夏の日にですね、僕達二人で遅刻しまして。朝のチャイム鳴り終わりぐらいかな？に、下駄箱で会ったんだよね」


A「そうなんです。しかもこれ時効だから言うけど、二人とも普通にただの寝坊だった。笑」


松倉「そう。そうなんだけど、二人とも『まじで協力しようぜ』とか言って。笑」


A「お互いの担任のところに二人で行って、『踏み切りのところに猫がいて、命懸けで助けてて遅れました』みたいなこと言ってたよね。笑」


松倉「先生たちも『え、あ、そうか……』みたいな」


A「いや〜ほんっとにごめんなさいです。聞いてるかな？伊藤先生と谷先生」


松倉「お前！名前出すな！笑」


A「聞いてたら連絡下さ〜い」


松倉「生放送だよ？これ」



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