お昼休み:ご飯 ページ26
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眩しい太陽の光に目が眩む。
余りに眩しいため目を閉じかけるがこじ開けて真っ直ぐ前を見る。
しかしそこにいたのはお弁当を俺を持って待っている先輩ではなく、ゾムを膝の上に乗せ俺を待っている先輩だった。
gr「………何でゾムを乗せてるんだ。」
『あ、はは。昨日会えへんかったからってめっちゃ甘えてんねんコイツ。ほら、もう降り。』
zm「えぇ〜何でなん？グルッペン関係ないやん。俺はおりへんで。」
フードの下からチラチラと見える若草色の瞳がニヤニヤと煽るように此方を見ている。
先輩は俺のだとでも言いたいのか、お腹にグリグリと頭を擦り付けて甘えるゾムに軽い殺意が湧く。
gr「あぁ、関係ないぞ。俺はお前がそこにいても飯は食えるし先輩と話せる。
やけど、先輩は膝にお前が乗ってるから食べづらいし乗っけている分足に負担がかかる。先輩に負担をかけてまで膝に乗るのか？ゾム。」
zm「グ、ルッペン………？」
『こらこら、そんな強く言わんでもええやん。でもゾム、グルッペンの言う通りちょっと足痺れてきたから降りてな。』
俺の名を呟き放心しているゾムの脇の下に手を入れ軽々と持ち上げ膝から下ろすと、お弁当を取り出した。
ゾムは何故か此方を見て笑っている。なんでかにゃあ。
先輩の横側にひっつき俺もお弁当を開ける。
先輩を追いかける前にコンビニで買ったから彩はそれほど良くない。
一方先輩のお弁当には色とりどりのサラダに乗っかるローストビーフ。黄金に輝く卵焼き、隙間なく敷き詰められた米の上に乗っかる卵のふりかけ。
美味しそうなお弁当を見てたまらず声をかける。
gr「先輩、俺卵焼き欲しいねんけど………」
『あぁ、ええよ。コンビニ弁当じゃきついやろ。ローストビーフも持っていき。』
ひょい、とプラスチックの蓋に置かれた二枚のローストビーフと一つの卵焼きによだれが出るのを感じながら頂きますを言って食べようとした。
が、
ut「せんぱぁい僕今日体育やってんで。褒めてぇな」
rbr「ゾム着替えるの早すぎやろ………あ、に………兄貴！グルッペンにおかずあげたんなら俺はあ、兄貴におかずあげる！」
em「A、遅れてごめんな。図書委員の先輩に呼び出されとってん。」
待ってましたと言わんばかりに邪魔する奴らが一気に来る。
先ほどのほのぼの？とした空気からいつものガヤガヤとした空気へ変わったのを感じた。
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三日月(プロフ) - 不人気はwww他国にもwww不人気でﾌﾞﾌｫwww (2022年8月17日 9時) (
レス) @page28 id: 918b15eb68 (このIDを非表示/違反報告)
わんぱん(プロフ) - すごい面白かったです！あと、誤字だと思うのですが、15ページの放課後:生徒会室というお話の中で、宇都宮さんが宇津木と名乗っています。気になったと言うほどでもありませんが、見つけてしまったので報告させていただきました。 (2020年11月21日 17時) (レス) id: b542029aeb (このIDを非表示/違反報告)
白黒龍(プロフ) - とても面白かったです！ヘタリアにハマったんですか！！！あまりこちらでは少ない方だと思うのでめっちゃ嬉しいです！！更新楽しみにしています！ (2020年5月7日 22時) (レス) id: c6354e9b33 (このIDを非表示/違反報告)
まうすちいず - ピーラーで草生えましたww笑い堪えてたらすんごい顔になってたみたいで「…大丈夫？」って感じの顔で見られましたww (2020年5月5日 17時) (レス) id: 9266b0967c (このIDを非表示/違反報告)
ゆぅるぅ - ジョンって！？腹筋が崩壊しました！ (2020年3月14日 2時) (レス) id: 14bc147eed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：名無しの黒豆 | 作成日時：2020年2月12日 15時
