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「なんでここなんだよ?」
A「私ここに通ってたの昔。」
A「たまに子供たちに読み聞かせにくるの!」
A「ほら!行くよ!」
そう言ってAは俺の腕を引っ張った。
Aの手が小さいせいか引っ張りにくそうに何度も何度と握り返した。
俺はAの手をとり握りしめた。
自然と恋人繋になってた。
中に入ると小さい子が駆け寄ってきた。
『Aちゃん!来てくれたんだね!』
『早く!こっちこっち!』
『今日は何を読むの?』
子供たちはAの手を引っ張って元気に走ってく。
あまり子供は得意じゃないけど、なんか可愛いなって思った。
そんな子供に相手をしてるAはもっと可愛かった。
A「今日はね、赤ずきんちゃんを読むよ!」
A「ほら、みんな座って!」
Aの言うことをしっかり聞いて子供たちは座った。
A「それとね、今日はもう1人連れてきてるの!風磨お兄ちゃんだよ!」
そう言って子供たちは俺の方を一気に見る。
「えっ?何?俺?」
A「そう!ほらこっち来て!」
俺はAの方に行った。
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作者名:みなみん | 作成日時:2017年9月16日 21時