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菊池side






「えっ?弟だったの?」









A「そうだよ。」









安心した俺はAに抱きついた。









「良かった。俺以外に男がいるのかもってちょっと不安になった。」









そんな俺をAを優しく抱きしめた。









A「そんなわけないじゃん…私には風磨だけだよ。」









A「ごめんね。不安にさせて…」









Aは俺の腕の中で涙を流した。









俺、女を泣かすなんて最低だな…









もっとしっかりしなきゃダメだな。









「俺こそごめんな。」









俺の腕から離れたときAの目は少し腫れていた。









この顔を見てから、コイツのことは泣かせないって心に誓った。









そう言えばさ俺Aの連絡先知らないな。









ふとそう思った。









「なぁ、Aの連絡先教えてくんない?」









A「えっ?そう言えば持ってなかったね。いいよ!」









そう言ってA俺に連絡先をくれた。









「サンキュー。じゃーまた明日な」









そう言って俺は家に返った。

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作品ジャンル:恋愛
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作者名:みなみん | 作成日時:2017年9月16日 21時

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