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菊池side
俺は松島の話をすべて聞いた。
病気のこと。そのうち記憶がなくなること。
だから今まで誰からの告白も断ってきたこと…
そのせいでいじめられてたこと。
すべて話してくれた。
でも俺は思った。こいつを守りたいって。
だから思ったことをすべて伝えた。
「松島話してくれてありがとう。俺さ半端な気持ちでお前を好きになったんじゃない。」
「他の奴とは違う。お前を守りたいって思った。ずっと一緒にいたいって思った。」
「お前が俺を忘れたとしても…俺は覚えてる。」
「だからさぁ。俺にお前を守らせてほしい。」
「俺と付き合ってください。」
松島はまた涙を流した。
そしてゆっくり答えた。
松島「こんな私ですけどお願いします。」
俺はまた松島のことを抱きしめた。
さっきよりも強く。
そうすると松島も俺のことを優しく抱きしてめくれた。
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作者名：みなみん | 作成日時：2017年9月16日 21時
