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Episode44 ページ46

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さとみside(『』がさとみくんです!)




龍生の言葉を聞いた水原の絶望した顔を見た時、自分の中の何かが、プツン、と切れた音がした。





『―――…』






――――気が付けば、嚙みつくように、彼女の唇を奪っていた。
俺は左手がおとがいならば、さとみは自分の右手を彼女の後頭部に回し、どこへも逃がさないように抱きすくめながら






やべえ、やっちまった。







教室からは黄色い歓声があふれる。さすがに龍生と姫野も驚いたのか目を丸くして見ている。




流石にAは状況を悟ったようだった。
大きな目がこれでもかと見開かれ、白い肌が一気にして林檎色に染まっていく。






自分が一方的に奪ってしまう形となった彼女の唇は、信じられないほどに柔らかくて、クラクラするほど甘い、苺の味がした。




肝心な水原はほぼ放心状態で未だに状況が理解できていない様子。
 



でも流石にAは状況を悟ったようだった。
大きな目がこれでもかと見開かれ、白い肌が一気にして林檎色に染まっていく。





柔らかかったって言ったらさすがの水原でも殺されるよな。






「え、え、桃山くっ?」





『ごめん』





謝るだけでは足りないかもしれない。これはやったわ。あとでちゃんと話さないとまずい。


てか、その前にファーストじゃないよな。



「え、いや、うん」



明らかな動揺を見せる。水原オマエこれ許しちゃダメなやつだからな。


ごめんって言われても『うん』って言っちゃダメだからな。


まあ俺から見ればそっちのほうが都合が良いんだが。







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りお(プロフ) - なさん» ごめんなさい!ご指摘本当にありがたいです…姫野の姫が抜けてたことですかね…?気づきませんでしたw他にもあったら教えていただけるとありがたいです!楽しく見ていただけて幸せです…。。めちゃくちゃ役に立ちました!ありがとうございます! (2023年2月22日 7時) (レス) @page50 id: 6a9d2fa027 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 楽しく見させてもらってます!最後の50ページについてですが、少し誤字が目立ったようです。こちらのバグでしたら申し訳ないのですが、万が一 そう言ったことでしたら りお様 のお役に立つことができれば幸いです。 (2023年2月21日 23時) (レス) @page50 id: 1b9014275b (このIDを非表示/違反報告)
りお(プロフ) - みなさん» はじめまして!ダントツだなんて恐れ多い!!でも嬉しいですヽ(≧▽≦)/私、みな様ダントツで好きかも((コメントありがとうございました!! (2023年1月20日 22時) (レス) id: d68fe4b21d (このIDを非表示/違反報告)
みな - 初めまして!この作品今まで見た中でダントツです!これからも頑張ってください。 (2023年1月20日 20時) (レス) id: 67773a6b58 (このIDを非表示/違反報告)
なぁ。(プロフ) - はじめまして!ずっとこの作品が好きです(*´꒳`*)展開がドキドキです!続き楽しみすぎます…!更新頑張ってください! (2023年1月17日 1時) (レス) @page48 id: 79c30bd07b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:りお | 作者ホームページ:No.  
作成日時:2022年7月25日 16時

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