４９２話 ページ1
｢どうぞ召し上がれー｣
結弦｢ありがと｣
｢本当は昨日の約束だったのに。ごめんね、私が寝坊したせいで(笑)｣
ゆづくんに私が淹れた紅茶を飲んでもらう約束。
本当は昨日の午前中、ゆづくんが練習に行く前に飲んでもらおうと思ってたのに、まさかの私が寝坊して時間が無くなってしまって。
ゆづくんと約束をしたのが10時。
起きたら10時をとっくに過ぎていて、絶望しか感じなかった(笑)
慌ててゆづくんに今起きたと電話をしたら爆笑されて、じゃあ一日ずらそう、ってことで今日になったのだ
結弦｢珍しいよね。Aちゃんがそんな時間まで寝てるなんて｣
いつも早起きだって言ってたのに、と紅茶を一口飲んだゆづくんが、ほぅ……と息を吐いた。
｢それがさ、自分の試合が終わった後、全然眠れなくて。ずっとベッドでゴロゴロしてたの。で、気づいたら寝てたみたいで、目が覚めたら……｣
結弦｢俺、Aちゃんと連絡とれないから倒れてんのかと思ってすげー心配だったんだけど(笑)｣
｢ごめんね〜変な心配させて。私、ちゃんと生きてます(笑)｣
結弦｢今日はちゃんと起きててよかったよ。このあと昼から練習でしょ？｣
｢うん。……ゆづくん、今日頑張ろうね。一緒に表彰台の一番高いとこ、あがろうね｣
結弦｢うん。頑張ろう。……そうだ。あれ、久しぶりにやってもいい？｣
ゆづくんが手のひらをパチン、と合わせて、何かを思い出したように私に聞いてきた。
あれってなんだろ？と不思議に思ってるのに気づいたのか、ゆづくんがジェスチャーをしてみせた。
結弦｢緊張しないおまじない｣
そう言って、両手を自分の顔の横に持ってきてニッと笑うゆづくん。
結弦｢やってもいい？っていうか、俺がやってほしい｣
｢そういうこと(笑)いいよ！ゆづくんが優勝できるようにおまじないしてあげる｣
やった！と両手を上げて喜ぶゆづくんは、まるで子供みたい(笑)
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優里奈(プロフ) - エミルさん» 嬉しいお言葉……ありがとうございます(*^^*)付き合いたてってこんな感じかなあ……？なんて考えながら二人を動かしてます(*>_<*) (2021年10月3日 6時) (
レス) @page21 id: bb1624f74d (このIDを非表示/違反報告)
エミル(プロフ) - 初々しい二人の好きが溢れていて、可愛いカップルですね！こちらも幸せな気持ちになります(*´ω｀*) (2021年10月2日 23時) (レス) id: 68edaa3183 (このIDを非表示/違反報告)
優里奈(プロフ) - らっきさん» わー！ありがとうございます(≧∇≦)らっきさんの作品も楽しく読ませて頂いてますよ〜(*´ω`*)2人がくっつくまでの前置きが長すぎましたね(^ω^;) (2021年9月24日 22時) (レス) id: 59b863f10c (このIDを非表示/違反報告)
らっき(プロフ) - こんばんは！いつも読んでます(*^^*)ついに、２人のお付き合いが始まりますね！更新頑張って下さい！ (2021年9月24日 21時) (レス) id: 4da1a124c4 (このIDを非表示/違反報告)
優里奈(プロフ) - エミルさん» 私も書いていてドキドキしてました〜！一途なゆづくんに春よ来い！ですね( *´艸`)頑張って続き書いて行きます(p`･ω･´q) (2021年9月23日 23時) (レス) id: 59b863f10c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：優里奈 | 作成日時：2021年9月23日 22時
