検索窓
今日:18 hit、昨日:22 hit、合計:381,008 hit

46話 ページ48

「ゆづくん!どうしたんですか?男子の会見はもう終わったでしょ?」

結弦「ちょっとね。ブライアンがAちゃんに会ってみたいって言うから」

「私?」

結弦「そ。…ブライアン、彼女が加賀美Aさんだよ」


ゆづくんが英語でそう伝えると、隣りにいたブライアンコーチは陽気に話しかけてきた。


ブライアン「Hi!Nice to meet you! I'm Brian.Your performance was great! It was an exciting time!」
(やあ!初めまして!私はブライアンと言います。君の演技は素晴らしかった!とてもエキサイティングな時間だったよ!)

「Thank you very much.I'm glad to have a great person like you compliment me.」
(ありがとうございます。あなたのような素晴らしい人に褒めていただけて嬉しいです)

※英文は翻訳アプリ使用なので間違いがあるかもしれません。多めに見てくださいね



私がブライアンコーチと話していると、ゆづくんとその場にいた真央ちゃん、佳菜子ちゃんが驚いたように目を丸くしている。


結弦「Aちゃん、英語めっちゃうまいね!」

佳菜子「ほんとだよー!Aちゃん外人みたいだよ!」

真央「真央より全然綺麗な英語〜!」

「ありがと。スケート始めるって決めたときから、英語も一緒に勉強してたから」

結弦「すげぇ……俺、通訳しようかと思ってたけどいらないじゃん(笑)」


それからブライアンとは少しスケートの話をして、「明日またエキシビジョンで会おう」と約束して別れた。



ーーーーーーーーーー

【結弦side】


ブライアン「ユヅル、彼女はおもしろいね」

結弦「おもしろい?」

ブライアン「ああ。……私の意欲を掻き立てる子だ。なかなか興味深いよ」

結弦「それじゃあ……」

ブライアン「こればかりは僕だけじゃ決められないけどね」


ハハハ、俺の肩を叩くと、ブライアンはホテルの自分の部屋へ戻っていった。

つい勢いでお願いしちゃったけど、ブライアンの反応も悪くないし。
悪い話じゃないと思うんだ。

ブライアンにとっても、俺にとっても。
そして彼女にとっても。

47話→←45話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (109 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
355人がお気に入り
設定タグ:羽生結弦 , 宇野昌磨 , フィギュアスケート   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:優里奈 | 作成日時:2021年4月13日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。