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「君、1人なの?」
午前1時。
こんな時間に公園に一人で女の子がいたら誰だって声をかけるだろう。
「なんですか、。」
警察かもしれない。
そう思い警戒した声を出した。
もう二度と捕まるのはごめんだ。
やっと自由になれたのに。
警察だったらどうしようか。
どうだっていい。
今の私には逃げ切れる自信がある。
「そんなに怖がらないでよ笑ただの誘拐犯だから。」
「え?」
まさかの答えに開いた口が塞がらなかった。
「ふふ。思ったよりいい反応してくれるね。」
「君をもっと安全な場所へ連れて行ってあげるよ。」
そう言って差し出された手。
こんなの世間一般的に見たら絶対に危ない状況だ。
だけど夜空で光り輝いている次のように儚く笑うお兄さんに私は一瞬にして惹かれた。
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作者名:vivi | 作成日時:2019年3月21日 22時