ヘキトラハウスとお洋服 ページ5
.
「 あ、Aこれ着る?」
と、渡されたのはジンくんがよく着ているロンT
「 いーの?」
「 うん、もう着ないし」
いつも、ジンくんは自分が着なくなった服を後輩にあげたりするから、私も時々こうやって貰っている
家にお下がり何着あるんだろ,,,
「 Aちゃーん、 俺のもいるー?」
他の部屋から声が聞こえ、緑色の髪の毛の人が出てきた
「 相馬さん、でもそれ、わきをが貰いたいって言ってましたよ」
そう、声と緑色の髪の毛の持ち主は相馬トランジスタ
「 わきをなんか、いいよ、
てか、貰ってー!!」
「 ジンくん、なんか怖いよこの人」
「 あー、ダメダメ。緑の妖怪には近づいちゃダメだよ」
と、私の腕を後ろから引き、ジンくんが私を包み込むようになっている 。バックハグの軽いヤツ的な?
「 シュレックじゃねぇよ!」
「 シュレックw
相馬さん、キツい w」
私は何かと、ジンくんの相馬さん弄りがツボなのだ
自分でもよくわからないけど
「 そういえば、へきほーは? 」
「 さっき、俺もAちゃんにあげる服探してくるって言ってどっかいった」
「 ここにいるわ!」
後ろから声がしたかと思えば、扉に手をついて立っていた
「「 あ、へきほー」」
ジンくんと、声が被った
へきほー。気づかなかったよ、ごめんね
.
5人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:青のり。 | 作成日時:2017年11月12日 17時