毎日、嫉妬ばっかです［文豪ストレイドッグス］

九話 ページ10

「ここで暴力事件があったんだよね？」


私は今暴力事件があった公園にきている。


特に変わったことはない。


「被害者は両目を抉られた…。一体、なんのために…？」


犯人は被害者になんらかの恨みがあったのかな…


私が考えてると


？「あれ？Aちゃん？」


声をかけられた。


「え…さとちゃん？なんで此処に…」


さとう「それはこっちのセリフだよ！何でいるの！危ないからはやく帰ってって言ったじゃん！」


「さとちゃんも危ないのに何でいるの？」


さとう「それはっ…」


さとちゃんも危ないから早く帰るんじゃないの？


「ねぇ、さとちゃん…何が危ないの…？」


さとう「もし犯人が来たらどうするの？幾ら異能力者でも危ないじゃない！」


「異能力者の私が危ないのに、異能力のないさとちゃんはもっと危ないじゃん」


さとう「…」


可笑しい。


どうして私より危ない人がここに来るの？


「…さとちゃんが暴力事件の犯人なの？」


さとう「!?」


どうして黙るの？

やっぱりさとちゃんが犯人なの？


さとう「そうだよ…私が犯人だよ」


「どうしてこんなことしたの？被害者に恨みでもあったの？」


さとう「大事な人が捕まったの。だから守る為にやったの」


流石にやり過ぎじゃない…？



「だからって両目を抉るのはやり過ぎだよ」


さとう「…」


「殺しちゃってるじゃん…そんなの」


さとう「…分かってる。」


え？



さとう「やり過ぎなのは分かってる…けど、大事な人が殴られてるの見たら…いてもたってもいられなかったの…」


「うん」



さとう「殺したいっていう衝動にかられて…」


「ねぇさとちゃん。昨日の夜、何があったの？」


さとう「…え？」


「さとちゃんが良ければ教えてくれない？」



さとう「…わかった。」

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