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七話 ページ8

コンコン

社長室のドアをノックする。


「社長。Aです。お話があるのでお時間宜しいでしょうか?」


社長「どうした。入れ」


ガチャ


「失礼します。社長、今日はみなさんを早めに上がらせてはくれないでしょうか?」


社長「何故だ。」


「此処の近くの公園で暴力事件があったらしく、
被害者は無残に両目を抉られていたらしいんです」


社長「そういう事か…わかった。皆に伝えておけ」


「ありがとうございます。」



そう告げて私は社長室から出た。




ガチャ


「あの…皆さん。」


太宰「ん?どうしたんだい?Aちゃん」


真っ先に反応してくれたのは太宰さん。


敦くんは相変わらず鏡花ちゃんと話している。



「今日は皆さん、はやく上がってほしいんです。」


国木田「何故だ?」



「此処の近くで暴力事件があったんです。
それで被害者は無残に両目を抉り抜かれてたらしくて…」


与謝野「…A。妄達は仮にも異能力者だよ?
随分と舐められたモンだねェ…」



「それは…そうなんですけど…皆さんには怪我して欲しくないんです…だからなるべくはやく上がって下さい…」


太宰「そうだねぇ…今日はAちゃんの言う通りにはやく上がろう。」



太宰さん…



敦「……」


相変わらず敦くんは鏡花ちゃんの近くから離れようとしない。



国木田「はァ…わかった。はやく上がればいいんだろう!」



太宰「Aちゃんは危ないから私が送っていくよ」


敦「え…」


「へ?あ、いえ!私は大丈夫ですよ!!」


太宰「でも…」



私は独りで大丈夫なの



「大丈夫です!!」



太宰「そうかい?そのまで云うのなら…」



そういって太宰さんは去っていった。

✄--------------- キ リ ト リ ---------------✄

予定通り、皆はやく帰ってくれた。

社内に残されたのは私と太宰さん、鏡花ちゃんと敦くんの4人だった。


敦くんと鏡花ちゃんは帰る用意をしている。


太宰「本当に大丈夫かい?」


「はい!私なら大丈夫ですから、太宰さんもはやく帰って下さい!」


太宰「わかった。じゃあ、また明日!」


そういって太宰さんは帰った。


社内に残されたのは敦くんと鏡花ちゃんと私の3人になる。


敦くんは鏡花ちゃんと帰るんだろうな…




そう思っていたら








敦「…っAさん!」



敦くんに話しかけられた。

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曇天に笑う - 更新してほしいです! (2018年9月1日 21時) (レス) id: 96967fede0 (このIDを非表示/違反報告)
ねぎとろ。(プロフ) - 枝垂桜さん» ありがとうございます!! (2018年8月18日 3時) (レス) id: 01557d459a (このIDを非表示/違反報告)
枝垂桜 - ねぎとろ。さん» いえ!とてもいいと思います!さとちゃんとしおちゃん可愛いですよね!あ、話ズレた← 更新ゆっくりでもいいので頑張ってください! (2018年8月5日 21時) (レス) id: 05de94b2f8 (このIDを非表示/違反報告)
ねぎとろ。(プロフ) - 枝垂桜さん» ありがとうございます!少しだけハッピーシュガーライフの物語を混ぜました!w (2018年8月3日 20時) (レス) id: 01557d459a (このIDを非表示/違反報告)
枝垂桜 - とても面白いです(*^^*)これからも頑張ってください!応援してます!このお話大好きです(*^^*)文ストと少しだけハッピーシュガーライフの物語が入っていて物凄く好きです! (2018年8月3日 7時) (レス) id: 05de94b2f8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ねぎとろ。 | 作成日時:2018年7月31日 22時

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