二話 ページ3
敦「じゃあ、僕さとうさんを送ってきますね!」
そう言って敦くんは出ていった。
「……」
涙が溢れ出てきそうだ。
太宰「…Aちゃん」
ふと太宰さんに名前を呼ばれる。
「何ですか?太宰さん」
太宰「…いや、何でもないよ」
呼んだだけ…なのかな。
「…私トイレ行ってきます」
そう告げて私はトイレに向かう。
「…うう…私、何かしたのかな…?」
敦くん、どうして…
「…敦くん私の事嫌いなんだよね……」
そう考えると涙が止まらない。
ポタ…ポタ…と床に染みを作っていく。
「…うっ…ん…っ…ヒック.…」
私はずっと声を押し殺して泣いていた。
✄--------------- キ リ ト リ ---------------✄
泣きつかれた私は、顔を洗ってトイレから出た。
与謝野「随分と長いトイレだったねェ。大丈夫かい?」
「与謝野さん…大丈夫ですよ。」
心配してくれたんだ…優しいな
敦「Aさん!大丈夫ですか!?」
敦くん…
「大丈夫だよ」
敦「でも…目、真っ赤ですよ?何かあったんでs「何でもない!!」…っ!そうですか…」
思わず叫んでしまった。
静まり返る探偵社の中で悲しそうな顔をして机に戻る敦くん。
…何でそんな悲しそうな顔をするの?
…胸が痛む。
鏡花「…敦。大丈夫?」
敦「鏡花ちゃん…大丈夫だよ」
心配してくれてありがとうと言いながら鏡花ちゃんの頭を撫でる敦くん。
ああ、やっぱり私なんか…いらないでしょ?
「…もうどうすればいいのかわかんないよ…」
その小声で呟いた事は誰にも聞かれることなく消えていった。
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曇天に笑う - 更新してほしいです! (2018年9月1日 21時) (レス) id: 96967fede0 (このIDを非表示/違反報告)
ねぎとろ。(プロフ) - 枝垂桜さん» ありがとうございます!! (2018年8月18日 3時) (レス) id: 01557d459a (このIDを非表示/違反報告)
枝垂桜 - ねぎとろ。さん» いえ!とてもいいと思います!さとちゃんとしおちゃん可愛いですよね!あ、話ズレた← 更新ゆっくりでもいいので頑張ってください! (2018年8月5日 21時) (レス) id: 05de94b2f8 (このIDを非表示/違反報告)
ねぎとろ。(プロフ) - 枝垂桜さん» ありがとうございます!少しだけハッピーシュガーライフの物語を混ぜました!w (2018年8月3日 20時) (レス) id: 01557d459a (このIDを非表示/違反報告)
枝垂桜 - とても面白いです(*^^*)これからも頑張ってください!応援してます!このお話大好きです(*^^*)文ストと少しだけハッピーシュガーライフの物語が入っていて物凄く好きです! (2018年8月3日 7時) (レス) id: 05de94b2f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ねぎとろ。 | 作成日時:2018年7月31日 22時