検索窓
今日:8 hit、昨日:6 hit、合計:66,964 hit

文化祭4.5 ページ17

松村北斗side



文化祭は大盛り上がりだった。
うちのクラスも反響良かったし売り上げも目標金額を越えたみたいだ。


けど、今日は疲れたな..
委員に、出し物の店番、お化け役。
クタクタだ...



「俺先に戻るわ」



「おー、北斗ありがとな!お疲れ」




ガラッ




お化け役の姿で、教室の休憩室に戻るとそこには委員ノートをしかめっ面で見てるAがいた。



「A今日はお疲れ様。」



手に持っていたジュースを渡すと、彼女はニコリと笑う。



『お!ありがとう!!北斗終わった?』



「うん。もう店じまい。」



『お疲れ様』



あぁ、なんか疲れ取れたかも。



人に執着しない俺だけど。
一つ後悔してることがある。




『ん?何?顔ずっと見て』



「いや、なんか今日可愛いくない?」




『....?!!!!北斗どうした??』



「いや、思った事言っただけだけど。」



『ありがと....北斗も似合ってるよ!』



「この青白お化けが...?」



『プッ..いや普通の方がいいけど!
これもこれでありかと!』



「なんだよ笑」



この時間が好きだなんて口が割けても言えない。



だって。



「Aちゃん〜写真撮ろう〜」



『お!いいよ〜』




俺は違うから。




俺が1番に出会えてたら何か変わってたのかな。





『北斗も撮ろう!』




「わかった。」




なんて、後悔してももう遅い。

文化祭5→←文化祭4



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (128 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1402人がお気に入り
設定タグ:SixTONES , 田中樹 , 恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:とぐさ | 作成日時:2021年4月13日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。