田中の樹君。1 (ページ38)

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ジュースページ38

「あー。集中力切れたなぁ～
高地ジュース買ってきてー。」

「は？嫌だよ自分で行けよ。」

「コーチ買ってきてよー。」

「いや、ジェシーも櫻田もお前らで行ってこいよ」

集中力が切れた犬猿コンビとジェシー君は、勉強よりお喋りに力を入れ始めた。

『私達も少し休む？』

「あぁ、そうだな」

松村君は、「あと少しここ終わらせるわ」とうるさい中で集中して勉強している。

「じゃあジャンケンで負けた人購買まで何か買いにいくってのはどう？」

「それいいねHAHAHA」

「えー。俺やだよ」

「強制な？？？？」

「Aもジャンケン参加する？」

と、ジャンケンに参加する気満々の田中君。

『私、ジャンケン弱いんだよねぇ』

「Aちゃんも樹も北斗も参加ね」

ジェシー君から強制参加と言われたので渋々参加することに．．．．。

「「「「ジャンケンポン！！！！」」」

と、ジャンケンをした結果。

『やっぱり．．．．．』

「うわ、負けた！」

田中君と私がジャンケンで負けた。

「イェーイ！買った！！！」

「えー。高地が負けて欲しかったー」

「いや、お前どんだけ意地悪なんだよ」

発案者達は、勝ってご機嫌。

松村君は、私に「俺も行こうか？」と行ってくれたけど。さすがに、ジャンケンに負けたからいいよって断っといた。

「A、いこう！」

『あぁ、うん！』

私は田中君と２人で購買に向かった。