田中の樹君。1 (ページ37)

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勉強会ページ37

次の日の放課後。
私達は、勉強会を開く事になった。

「樹、ごめんってHAHAHA」

「ジェシー、ごめんって思ってねぇだろ」

2人の筈の勉強会が結局、6人になってしまったので田中君は少し不機嫌だ。

ジェシー君が、勉強会の事を皆に言いまくって結局集まったメンバーがこのメンツだった。

今日集まったメンバーが、田中君、私、ジェシー君、松村君、高地君、真希ちゃん。

「A、櫻田さんも呼んだの？」

『真希ちゃんに話したら来たいって。
松村君には言ってなかったね。」

松村君が勉強会に来ると知った真希ちゃんは、目の保養として見たいらしく．．。
違う理由で参加している。なんて口が裂けても言えない。

「高地、私より頭いいっけ？」

「櫻田よりは、頭良いからな」

「じゃあ、今回のテスト勝負だ！」

今日は喧嘩してない真希ちゃんと高地君。
やっぱり仲良しだなー。

「A隣座っていい？」

『あっ、うん。いいよ』

と、田中君が私の隣の席に座ると。

「じゃあ、俺Aちゃんの前～」

ジェシー君が私の目の前の席に座る。

「ジェシーは、俺に英語教えるんだろ！」

「そーそー！うちと高地に教えてよ！」

と、英語ができるジェシー君はこの犬猿コンビの真ん中に座らせられた。

「じゃ、俺ここで」

私の前の席には、松村君が座った。

勉強会は、思ってたよりも上手くいき効率良く勉強できた。