田中の樹君。2 (ページ7)

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プリページ7

『ケーキ美味しかったね。』

「あぁ、もう腹いっぱい。
夜ご飯食べれないわ。」

『甘い物は、別腹だから私は全然食べれるな』

「ええっ。やばいな。」

『普通だよ。女子はケーキ好きなの』

なんて、くだらない話をしながらお店を周ってお喋りをする。

学校で皆と話している感じとあまり違わないけど、2人だけだと特別感があるな。

「女子って普段なにして遊んでるの？」

『えー。ご飯食べてプリ取って、買い物？』

「へぇー。そうなんだ。じゃあ。俺達も取る？」

『え？何を？』

「プリ」

と、田中君がゲームセンターの前で足を止める。

『い、いけど。』

「じゃあ決まりー」

と、ズカズカとプリ機へと私を連れていく田中君。

友達っていっても、男女でプリって取るもんなの？。

「ほら、A！始まった」

『ええっ、うん。』

「「「3.2.1＿ﾊﾟｼｬｯ」」」

「ほら、A！もっと笑って」

『ええ？！無理！！』

ノリノリな田中君に対し私は緊張でどうにかなりそうだった。