ジンクス ページ22
Aside
「A、食べないの？」
『えっ、あ、食べる。食べる。」
体育祭の準備が終わり、お昼はジェシー君と松村君と私と真希ちゃんと食べる事に。
あれから、田中君とは気まずくて話してない。
私が一方的に避けてる感じだけど．．。
「ねえ！ねえ！
さっき先輩から面白い話聞いたんだ！」
と、真希ちゃんはさっきの体育委員の集まりで聞いてきた面白い話？を話し始めた。
「ここの学校のジンクス知ってる？」
『「？？？ジンクス」』
知らないのは当たり前なので、私とジェシー君と松村君は？マークを浮かべる。
「何それ？」
「ジェシーは気になると思ってたよ」
「はぁ？！そんなことないってHAHAHA」
『ジンクスって恋が叶う的なやつ？』
「うん！そうそう！
体育祭と文化祭のジンクス！」
真希ちゃんの話によると、体育祭で好きな人にハチマキを渡すと恋が叶うジンクスと。
文化祭の夜、屋上でキスしたらそのカップルは永遠に結ばれるとのこと。
『へぇー。松村君はそーゆーの信じる人？』
「えっ、何で俺？」
『いや、何かそーゆーの信じない人っぽいから』
「「プッ．．．．」」
真希ちゃんとジェシー君は何故か笑いを堪えている。
「おい、そこの２人笑うなよ。」
「HAHAHA」「アハハハハ。」
『え？私変事言った？』
「いや、こいつらがおかしいんだよ」
「北斗は、意外とそーゆーの信じる人だよ」
『え？そうなの？』
「信じねーよ！！！！！」
少し顔が赤くなる松村君を見て、信じる人なんだと思った。笑
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作者名：とぐさ | 作成日時：2020年11月30日 7時
