２４. 燃やすな危険混ぜるな危険 ページ26
.
焦凍をぶん殴ると今度は
また別の方向から腕を引っ張られた
『か、かっちゃん！！』
「…ﾁｯ｡ くそ半分野郎が！！」
そう言ってかっちゃんはこんな狭い教室で
個性を発動した。
『いや待って？！火事になるからね？！』
「…お前だけは俺が守る。」
『いや台詞イケメンだけど個性発動は辞めよ？！
あと腰パンダサいからやめよ？！』
そう言うとかっちゃんは大人しく辞めてくれた。
と思ったら相ちゃんが入ってきた。
「はい先生が教室に入ってから皆が静かになるまで8秒かかりました。時間は有限､合理性に欠けるね。
今から個性把握テストをするからグラウンドに
至急出るように。」
「え、入学式は…?!」
「もう終わった。」
そう言われると お茶子ちゃんは
そんなー！と言いたげな顔をしていた。
「行きましょ、Aさん。」
『そだね！行こっか。』
百と耳郎とグラウンドに出ると 個性把握テスト
の説明が始まった。
「まずは５０ｍ走。次は握力、立ち幅跳び、
反復横跳び、ソフトボール投げだ。
ちなみに、この個性把握テストで最下位、
また見込みのない者は除籍処分だ。いいな。
じゃあ初め。」
相ちゃん…みんなの力を最大限出すための
嘘って私は分かるけど
みんな信じ切ってるよ〜∩(´ 'ヮ'｀)∩←
そう思っていると百が後ろから冷めた声で
「少し考えればこんなの嘘って分かるのに。
バカバカしいですわ。」
って、 中々ハッキリ言いますね。百さん。
何故か私も心に刺さったよ何かが。
そしてテスト、何故か私が全てトップバッター。
何故に？なぜこの順番？なぜ焦凍後ろにいる？←
まあいいや、まずは50m走。
イル兄に追いかけられてるって考えろ私。
そう、あの長い髪とデカすぎる目で長い廊下を…。
「スタート！！」
そう言われた瞬間風を切るように一気に
駆け抜けた。
兄さんがすぐ背後に！もっと早く！そう！！
___ピッ
「っ、に、２．８秒！！」
え、まさかの2秒台？！？！
周りは凄い凄いとギャーギャー騒ぎ誰が
最下位になるかを争っている。
50mで 凄いと思うのは飯田くんかな。
握力は〜苦手なんだよね。さっさと済ませよ。
「えっ…と、１３kg…。」
おい測定者 なぜそんなに申し訳なさそうに言う？
すんごい泣きたいよ私は今。
その後も着々と個性把握テストは続き
結果は１位は私。最下位は出久。
そして合理的虚偽と種明かしをして教室に戻る
事になった。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 149人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
りーこ(プロフ) - 瑞貴さん» ば、バレちゃいましたか(；・∀・) 良さげな能力だったので使わせてもらってます！これからも御愛読お願いします！ (2018年7月10日 21時) (
レス) id: 775d71e29a (このIDを非表示/違反報告)
瑞貴(プロフ) - アクセラレータと同じかー、良き良き (2018年7月9日 20時) (レス) id: 291da89bc4 (このIDを非表示/違反報告)
りーこ(プロフ) - 冷凍みかんさん» ふぁぁぁ!!!! 有難がきコメント！(；▽；) これからも頑張るので よろしくお願いします！！(ﾉД`) (2018年7月8日 13時) (レス) id: 775d71e29a (このIDを非表示/違反報告)
冷凍みかん(プロフ) - ふぁぁぁ!!!ヒロアカもH×Hも大好きなので嬉しいです!!更新頑張ってください!!! (2018年7月8日 13時) (レス) id: 8acbcb59d3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：りーこ | 作成日時：2018年7月1日 17時
