４４. 正式な場の作法とは ページ47
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それから正式な場ということが分かり
制服に着替え直して雄英へ来た。
『失礼します。』
そう言って校長室へ入るともう新聞記者の方が
居た。
「やあこんにちは、わざわざ来てくれて
ありがとう。」
『いえ。ご苦労様です。』
そう言って新聞記者の前に私と相ちゃんは
座った。
『あ、カメラは直してください。
ボイスレコーダーも無し。全て文字として
書き留めてください。』
「え？け、けどボイスレコーダーは主流だし」
『駄目です。』
根津先生から凄い視線は感じるものの
気にしない。
この場の主役は私だもん。
決定権は私に委ねられていることに間違い
は何一つない。
「わかりました…。では、まずさっそくですが
この騒動についての話を自由にお話ください。」
げ、質疑応答だけじゃない感じ？
そう思っていると 相ちゃんが挙手をして
「質疑応答だけと伺い来たのですが」
と言うと 新聞記者は愛想笑いをしながら
すいません、と言った。
『いいですよ。話します。』
そう言って 全部話した。
まず 自分がゾルディック家の長女で
家出をした身であると。
無個性であることも、それで都合上
イレイザーヘッドの家に居候中ということも。
ついでに憧れのヒーローはギャングオルカってこと
までね☆
騒動については 敵は思った以上に
強くて 人生で初めて自分が弱いと思った瞬間
だった、とだけ話した。
続いて相ちゃんは 戸籍上 養子という事にしているからこの子は ゾルディックじゃなくて
相澤Aです。
と付け加えてくれた。
新聞記者との面会はこれだけで終わった。
『どんな記事になるんだろうね…。不安。』
根津「あんまり好き放題いい加減に書かないといいけど…。」
.
.
次の日、私はいつも通り起きて身支度をした。
弁当作り等々。
髪の毛は軽く結び包帯を巻いて家を出て
学校へ行くと 凄い数のマスコミが居た。
飯田くんとか緑谷くんもマスコミに
引っかかってたけど 大半は私の出待ちっぽかった。
けど気にせずに歩いているとマスコミに
肩を掴まれた。
「雄英体育祭の意気込みを聞かせください！！」
え？体育祭？
あー、そんな時期か。
早いな、ほんと。
そう思いつつも私は答えた。
『1位の表彰台以外、考えられませんね。』
勿論ドヤ顔で。←
その後駆け足で教室に入ると 皆に取り囲まれ
一斉に言われた、
「「無個性でその強さ？！」」
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りーこ(プロフ) - 瑞貴さん» ば、バレちゃいましたか(；・∀・) 良さげな能力だったので使わせてもらってます！これからも御愛読お願いします！ (2018年7月10日 21時) (
レス) id: 775d71e29a (このIDを非表示/違反報告)
瑞貴(プロフ) - アクセラレータと同じかー、良き良き (2018年7月9日 20時) (レス) id: 291da89bc4 (このIDを非表示/違反報告)
りーこ(プロフ) - 冷凍みかんさん» ふぁぁぁ!!!! 有難がきコメント！(；▽；) これからも頑張るので よろしくお願いします！！(ﾉД`) (2018年7月8日 13時) (レス) id: 775d71e29a (このIDを非表示/違反報告)
冷凍みかん(プロフ) - ふぁぁぁ!!!ヒロアカもH×Hも大好きなので嬉しいです!!更新頑張ってください!!! (2018年7月8日 13時) (レス) id: 8acbcb59d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りーこ | 作成日時：2018年7月1日 17時
