6話 ページ7
「で?しにーはこの人が好きなの?」
『Wonderlandは二人組ですよ。……すきというか、赤ペンラジオでたまにWonderlandって名前がコメント欄で流れてて……』
「まて、しにー。赤ペンラジオ見てるの?」
死神くんの発言に、ともさんは恥ずかしそうに画面から目をそらした。
『見てますよ。僕の悪口言われてないか確認したいので』
「うん、わかった。それで?」
『あ、それでどんなかなーって思ってLIVEを見てみたんです』
そこまで話すと、死神くんは何も言わずに黙った。
「……しにー?」
『……あ、すみません。Wonderlandがチャンネル登録者数10万いってて驚いちゃって』
「はいはい。それで?」
『……それからWonderlandの世界観にハマっちゃったんです。そしたら、二人がLIVEでともさんのデイヴ面白いって言ってて』
「それで次の実写でやりたいと?」
ともさんはニヤニヤは崩さないまま、そう聞いた。
『……はい』
YouTubeを閉じ、動画編集に戻りつつスマホでtwitterを開いた。
「……しにー」
『なんですか?』
「Wonderlandのtwitter、フォローしてる?」
『……してますけど』
「ひょっとしてさ、トプ画ってあの、不思議の国のアリスの黒リボン?」
『そうですよ』
ともさんはそこまで話すと、そっと息をついた。
そして、twitterの画面をスクショすると、死神くんのLINEに送った。
数秒後、スカイプからは大きな叫び声が聞こえたとか。
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自称美少女www(プロフ) - ミカンさん» ありがとうございます!!!少しずつではありますが、投稿していこうと思います・:*+.\(( °ω° ))/.:+ (2018年5月28日 19時) (レス) id: 6f701a0ce4 (このIDを非表示/違反報告)
ミカン - 面白いので頑張ってください (2018年5月28日 19時) (レス) id: fc9c156393 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:仁奈 | 作者ホームページ:
作成日時:2018年5月22日 14時