第20話…誤解 ページ6
『にしても、剣を買う、ねぇ？ ルイズにしては珍しいじゃん』
ﾙｲｽﾞ「それ、昨日使い魔にも言われたわ。皆、私がケチだと思ってるのね」
ルイズはそう言うと落ち込んだように下を向いた。
『誤解してるみたいだから言うと、私は無駄遣いをしないルイズは偉いと思うけどね。そのうえで、コイツに剣を与えて扱いきれるのかって考えた時に、無駄な気もするから言ったの。OK？』
ルイズは少しだけ嬉しそうに、頷いた。
歩いていくと、才人は街の看板に興味津々でなかなか付いてこなかった。
『ちょっと才人。さっさと歩いてくんないともう昼過ぎてんだよ？あんたの剣を買いに行くんだから早くしてよ』
才人「でもなぁ、こんなに見たことないのあると気になるだろ」
『んなもん地図記号と似たようなもんでしょ。あんまり遅いと置いてくからね』
私はそう言ってルイズの手を引いてさっさと歩き出した。
才人も慌ててという感じでついてきた。
『ほい、着いたよ』
私が案内した武器防具屋は、大通りから一本裏に入ったところにあった。
才人「きたねぇな」
『でも、武器屋はここくらいしか無いんだよね』
ﾙｲｽﾞ「仕方ないわ。行きましょ」
ルイズは堂々とした態度で店内に入っていった。
正直な話、私もここの店には来たことがなかった。
続く
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自称美少女www(プロフ) - 、さん» ありがとうございます (2018年3月14日 7時) (
レス) id: 6f701a0ce4 (このIDを非表示/違反報告)
、 - 実在する人物、団体、アニメキャラ等を扱う二次創作になりますのでオリジナルフラグ外して下さい (2018年3月14日 7時) (レス) id: 222a5a396b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：仁奈 | 作成日時：2018年3月14日 0時
