笑顔の花【ワンピース】 (ページ5)

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第４話『挨拶』ページ5

ボルサリーノとクザンに謝罪を告げ、アイラは小舟で休暇に出た。

休暇に与えられた日数は……無期限。

何かあった時に戻れば、いくらでもどこにでもいていいらしい。

そして、アイラは迷わずとある島に向かった。

「チュパパパパー、あれアイラじゃないのか？」

「フクロウくん、久しぶりですねー♪」

ここは、司法の塔。

かつて、仲の良かった者は半分以下に減っているがそれでも来る価値のある場所らしい。

「んだよフクロウ、うるせぇな……ってアイラじゃねぇか！」

「ジャブラくんー♪お元気そうですねー♪」

「あ～、こ～れ～は～こ～れ～は～!!アイラじゃあ～ねぇ～か～！」

「クマドリくんも相変わらずですねー♪」

アイラは続々と集まるCP9に、より一層笑顔が輝いた。

「あ～いや～、今日は～いってえ、どんな～用で～来なすった～？」

「センゴクさんから休暇を頂きましてねー♪懐かしい皆に逢っているんですよー♪」

「どのくらいいるつもりなんだチュパー？」

「そうですねー♪ここにいない皆さんにも会いたいですし、すぐ行きますー♪」

そう言って、さっさと出ていった。

残されたのは、残念そうな3人とアイラに挨拶すらされず来たことに気づけなかったスパンダムだけだった。