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錦戸side
今日はメンバー全員での仕事。
一昨日のこともあってみんなテンションが低い。
あの後…嵐さんとAが出ていった後。
俺たちはちょっとした話し合いをした。
・
大 ｢どうするん？｣
若干の震えた声で大倉はみんなに聞く。
俺は答えられんかった。
だからみんなも誰も答えんかと思っとった。
正直、俺も。
他のメンバー達も。
誰かが”もう、やめよう”って言うんを待ってたんや。
だけど誰も言わんかった。
それを言ったら自分もいじめられるって思ったから。
俺は弱いんや。
渋 ｢俺はやめない。今頃やめたところで何も変わらないと思う。｣
いじめはあかんけど。だめやけど。
やけど、このピリピリとした空間の中で自分の意見を堂々と言ったすばるくんがかっこよく見えた。
本当は”やめない”んじゃなくて”やめられない”って意味なんは分かっとったけど。
誰かが。
横山くんが、
すばるくんが、
村上くんが、
マルが、
ヤスが、
大倉が。
もちろん俺でも。
誰か1人でも言っていればこの先の最悪な結果にはならなかったはずや。
けど俺は、
錦 ｢じゃあ俺も。｣
賛同してしまった。
一瞬やけど、すばるくんが悲しそうな表情を浮かべた気がする。
その後はみんな続々と賛同した。
やけど、この空間に耐えられんとなって俺は
錦 ｢もう帰るな。｣
なんて言って逃げるように帰ってきた。
・
とりあえず今日、俺は早めに来た。
そしたらもうA以外みんなおってん。
いつも通りにワイワイしていくってのは決まっとるから適当にマルとじゃれる。
数分たった頃かな。
Aが来た。
俺はつい、Aの手を掴んでしまった。
『なんですか』
なんて言うAは、怯えてなんかいなくて。
堂々としていて。
俺なんか視界にすら入っていないような感じで。
なんか自分が惨めになってきて殴ってしまった。
1回始めると止まらんのな。
いつの間にか、俺以外のみんなも殴ってたし。
夢中になって殴っていたのか。
安 ｢そろそろやめなや。｣
カッとなってヤスを見ると、呆れた様子でAを指さして
安 ｢気ぃ失っとるで。｣
え、まじで、このあと仕事あるやん。
Aどうするん？
他のメンバーも焦っているよう。
安 ｢はよ医務室に連れてったり｣
その言葉でメンバー全員が動き出した。
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みいたん(プロフ) - りこさん» コメントありがとうございます！更新頑張りますね♪ (2018年4月16日 19時) (
レス) id: 81c747ca57 (このIDを非表示/違反報告)
りこ - 結構今回のすばるくんのことで更新しばらく止める方が多いのでとても嬉しいです これからも応援してるので頑張ってください (2018年4月16日 16時) (レス) id: 895ba2ae79 (このIDを非表示/違反報告)
みいたん(プロフ) - えむさん» コメントありがとうございます。楽しみなんて言ってもらえて光栄です！更新の励みになります！更新頑張りますね♪ (2018年4月7日 19時) (レス) id: 81c747ca57 (このIDを非表示/違反報告)
えむ - いつも楽しく読ませて頂いております！というか、毎日楽しみにしてる小説の1つです！これからも更新頑張ってください！！！ (2018年4月7日 19時) (レス) id: 4c659ae0ba (このIDを非表示/違反報告)
みいたん(プロフ) - 私もmanattuさんの作品いつも読ませてもらってますけど、本当尊敬します。応援ありがとうございます。更新頑張りますね！ (2018年4月2日 13時) (レス) id: 81c747ca57 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みいたん | 作成日時：2018年3月13日 20時
