38話 ページ40
新八っつぁんが帰ってくる前に仕事を
ちゃちゃっと終わらせなくては、、、
私はすぐに隊士達の所へ行く。
それにしても、負傷や体調不良の隊士達の数が多かった。
手が空いていたようなので、千鶴ちゃんにも手伝ってもらうことにした。
ーーーーーーーーーーー
当たりが薄暗くなる前に、仕事を終えることが出来た。
貴方『雪村さん、ありがとうございました』
千鶴「いえ、できることならなんでも言ってください!」
千鶴ちゃんの笑顔に私の心はやられました。
貴方『あぁ、そうさせていただきますニコッ』
あぁ、そうさせていただきます。
あれ、逆になって、、
冷たいはずの仮面が一瞬剥がれちった笑
千鶴「…////////」
千鶴ちゃんは顔を真っ赤にしていたが、
熱でもあるのだろうか?
貴方『顔が赤いようですが、大丈夫ですか。』
私はちゃんと冷たい仮面をつける。
千鶴「あ、いゃ、大丈夫です…///」
貴方『では、私は失礼します。』
新八っつぁんとの約束があるので、私は部屋に戻ることにした。
千鶴side
私は金城さんのお手伝いをしていた。
隊士達の治療、掃除がひと通り終わった。
貴方『雪村さん、ありがとうございました』
無表情で冷たさのある金城さんは、
私にお礼を言ってきた。
千鶴「いえ、できることならなんでも言ってください!」
新選組のお手伝いができて、嬉しいから、、
貴方『あぁ、そうさせていただきますニコッ』
えっ、、、、、?今、、
千鶴「…////////」
前から思ってたけど、金城さん男の方にしてはとても綺麗な顔立ちをしてるよね。
いつも表情を変えないので、嫌われているんだと思ってたけど、幹部の皆さんからは
"金城は最初からそんな感じだから"
と、当たり前みたいな感じで言われた。
けど、そんな金城さんが...
貴方『顔が赤いようですが、大丈夫ですか。』
千鶴「あ、いゃ、大丈夫です…///」
さっき、笑ってたよね、、、、
思い出すと、顔が赤くなる。
貴方『では、私は失礼します。』
金城は静かに歩いていった。
私の顔は赤いままだった。
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作者名:優南 | 作成日時:2019年9月21日 17時