27話 ページ29
部屋に戻ると、私はちゃっちゃと
着替えを済ませて布団を片付ける。
今日は朝ご飯を作る当番の日なので
すぐにお勝手に向かった。
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トントントン...
私は野菜を切りながら考える。
朝は特に冷えるから、
なるべく暖かいものがいいよね。
よし、うどんでも作るか!
冷凍うどんなんてこの時代ないし、
1から作ればいいか!笑
前に作ったことがあったんだけど、
どうやったんだっけっと...
あ、思い出した。
私はさっさとうどんを作りさっと茹でて
丼に移していく。
作っておいた野菜入りの汁をかけ、
仕上げにネギを入れる。
あ、総司さんネギ嫌いだったかな笑笑
ひとつだけネギ入れないでおこう。
ご飯ができたので呼びに行こうと
お勝手を出ようとしたら、、
誰かとぶつかりそうになった。
斎藤「っ、すまぬ。」
一君じゃないか!
貴方『いえ、こちらこそすみません。
おはようございます、斎藤組長』
斎藤「あぁ、朝飯の準備が終わったのだな」
そう言って一くんはお膳の上のうどんを見る。
斎藤「今日は...うどんか。」
うどんなんて朝から食べるもんじゃなかったかな、、、
って、なんか一君口角上がってるし。
一君は静かにお膳を運んでくれた。
貴方『ありがとうございます。』
私もお膳を持ち、ゆっくりと運んでいく。
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作者名:優南 | 作成日時:2019年9月21日 17時