にぃたちが一番！【短編集】 (ページ42)

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雄光大侑「ただいま。」

涼「おかえりー。」

圭「(人1)ねたよー」

光「あのさみんなちょっと集まって？」

慧「おう。」

光「大ちゃんと侑李から全部聞いたけど喧嘩したらしいじゃん」

涼「あれは俺ら悪くない」

光「そうかな？あんなに強い言い方して？」

圭「だって！あれはやめなかったAが悪いんじゃん。いくらAが大好きでも厳しくするところはあるよ。おれにも」

光「それはそうかもしれないよ」

宏「それよりAは？」

光「今ここにはいない。」

涼「は？どういうこと？」

侑「僕たちで探しに行ったでしょ。なかなか見つからなくて、○○公園探しに行ったら人だかりができてて……ｸﾞｽｯ」

大「侑李泣くな。ある女の人が小さい女の子が倒れてるって……俺らに言ってきて……黙って聞いててみんな。そこに倒れてたのがAだったの。それで急いで光にぃに電話して来てもらった。家に電話してって言われたけど状況説明したらいいって言われたからしなかった。……………
俺薄々気づいてたんだよ…………。Aの顔色が悪いこと。でも……言ってやれなかったｸﾞｽｯ体調崩しやすいA……。俺は妹に……。何もしてあげられなかった……。ｸﾞｽｯｸﾞｽｯみんなもｸﾞｽｯわかってるよね？A身体弱いこと…………。その中でも頑張りやさんで、我慢したりするところがあって…俺らにぃたちのこと大好きで…いつも…宏ちゃん、ゆーや、ひかちゃん、慧ちゃん、ゆぅと、けぇと、涼ちゃ、ゆぅり、そして俺大ちゃん、ほら(人1)だってAだって俺らのことｸﾞｽｯどんだけ頼りたかったか。でも俺ら忙しくて、少しだけほったらかしにしてた部分あったじゃん。絶対あの２人は我慢してるはずだよ？もっと俺らで双子のこと考えてあげようよ！しかもAあんまり、人頼るの得意じゃないじゃん。だからもっと………ｸﾞｽｯもっと……２人を大切にして生活していこうよ。生きていこうよみんなで」

宏「大ちゃん…」