推し【そらる】カレシ【まふまふ】 ページ6
まふまふside
ま「A。僕のこと好きなんですか?」(ಠ_ಠ)
「それは、LIKE?LOVE?」
ま「もちろん!LOVEの方です!」
「そりゃあ、好きですよ?」
そんなコテンと首をかしげながら言われても説得力無さすぎなんですけど…
だって、
ま「じゃあ、そこにも、そこにも、あそこにも、あの辺にも、あちこちに置いてあるはんぺんはなんなんですか?
壁に飾ってあるポスターや棚に置かれた保管用。観賞用。展示用。のCD諸々
そう。僕の彼女は、重度のそらるさん推しなんです。
普通は!カレシ!カ・レ・シ!を推しますよね!
でも!彼女の部屋には小さなまふてるがポツンと壁にかかってるだけ…
これは、どうにかしないとですね…
「いやぁー、わざわざ集めたわけじゃなくてね?無意識のうちにね?集まってただけなの。わざとじゃないんだよ?
そらるさん推しだし、多分これぐらいは普通だよね?
まふ?どうしたの?」
グイッ
ま「僕、そんなに心広くないんですからね?」
「え?」
ま「僕は、好きが溢れて怖い…」
Aside
そらるさん推しの私の愛を語っているとまふが喋らなくなった。
不安になって顔を覗き込むと
手を引っ張られて、小さな私は大きなまふの腕の中にすっぽり収まっている
「まふ?」
すると、まふは聞こえるか聞こえないかの声でただ、はっきりと
“怖い”と言った。
意味は分からなかったけど
私は、そんなまふの想いがとても嬉しくて
抱き締め返した。
「まふ。私も愛が溢れて溢れて仕方がない。でもね、愛は溢れてくるのは怖い事じゃなくて嬉しいことだと思うよ。」
そう言い終わると、肩口に頭をぐりぐりしだすまふ、ふわふわの髪の毛がくすぐったい。
少しすると、
ま「推し変してくれますか?」
だと。耳元で言わないでいただきたい。耳弱いの知っててしてるのかな?確信犯。
てか、
「推し変なんてありえない。」
まふまふside
真顔告げられた言葉に開いた口が塞がらない。
その後に言われたのは、
「まふのことは好きって言ったじゃん。推し変する理由ないでしょ?
まふだって、推し変して?って私が言ったらしてくれるの?できないでしょ?
だから、私はそらるさんを推してるからそれは、変わることないから」
だそうで…
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暁紫(プロフ) - ふりこちゃんさん» はい! (2018年12月25日 22時) (レス) id: 8cc2030db5 (このIDを非表示/違反報告)
ふりこちゃん(プロフ) - 暁紫さん» こちらこそありがとうございます!お互い頑張りましょーね! (2018年12月25日 20時) (レス) id: cc1b97e9c0 (このIDを非表示/違反報告)
暁紫(プロフ) - ふりこちゃんさん» ありがとうございます!こんな大人気作者様に読んでいただけるのは天にも登る気持ちです! (2018年12月25日 20時) (レス) id: 8cc2030db5 (このIDを非表示/違反報告)
ふりこちゃん(プロフ) - なんか、キュンキュンしますねw楽しく読ませてもらいました! (2018年12月25日 20時) (レス) id: cc1b97e9c0 (このIDを非表示/違反報告)
りーく(プロフ) - 暁紫さん» こちらこそありがとうございます!標準語ですよー!楽しみに待ってます♪ (2018年12月6日 0時) (レス) id: 3198c1e3e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:暁紫 | 作成日時:2018年7月22日 0時