今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:756 hit
小｜中｜大
。 ページ4
＿＿＿＿＿＿＿＿＿
あれから、女性服のお店で私に似合う服を選んだ小瀧はその服をプレゼントしてくれた。
私が申し訳ないのでお金を払うと言うと、
小瀧は「 Aのクリスマスの時間を俺にくれたお礼やからええの！」と言った。
「 今日も寒いなぁ 」
クリスマスの予定を一通り終えた帰り道で私が言う。
「 カップル達はイチャイチャしてあったまるんやろな〜 」
小瀧がコートのポケットに手を突っ込んで私の言葉に返した。
「 リア充だもんね〜 」
「 俺らもイチャイチャしとく？笑 」
「 するわけない 笑 」
「 俺も無理やわ 笑 」
また冗談の会話をしながら帰り道を歩く 。
はあー、と息を吐いて手をあたためる私を見て小瀧が
「 あ、そういえばプレゼントあんねんけど 」
と言った。
「 え？まだあるの？ 」
さっきお礼と言って服を買ってもらったばかりなのに。
小瀧はポケットから手を出して自分の鞄を漁り始めた。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あぼかど。 | 作成日時：2018年12月27日 3時
