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「悩み、聞いてあげるよ?」と大ちゃんに誘われ、いやお前で悩んでるんだよ…つか悩んでるなんて言ってない…、なんて思いも虚しく連れてこられた店には山田、知念、光が揃っていた。
…おい、悩みの種勢揃いじゃねえか。ほぼ全員が原因なんだよ、とは口が裂けても言えない。
「え、何?なんで?てか俺悩んでるとか言った?」
「いや?見てりゃ分かるよなんとなく…で、何頼む?今日は結構いきたいんだよね〜」
「ちょっと、大貴が飲み過ぎたらめんどくさくなるのこっちなんだから程々にしてよね」
この状況を上手く理解できない俺を軽くあしらい、店員を呼び淡々と注文していく大ちゃん。
そんな大ちゃんを見ていると、嫌でも思い浮かぶのがこの前の…変な大ちゃん。もうその時の面影はすっかり無くなっているし……やっぱりあれは酒のせいだったのか。だとしたら、今日は控えめにしておこう。絶対に乗らないぞ、飲めと言われても乗らない…!
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なんて、思ってたのに。
気づけば店の騒がしさはすっかり聞こえなくなり、辺りは暗く、しんと静まりかえっていて、寝返りを打つと柔らかい感触とギシ…と軋む音……ここがベッドの上だと気付くのにそう時間はかからなかった。
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なな - もう続きは書かれないのでしょうか?(泣)待ってます!!! (2021年9月15日 11時) (レス) id: 41fdc5cbed (このIDを非表示/違反報告)
み - 短編集含め、全てのお話拝見致しました!全部好きですが、ymin、arinのお話が特に好きです。これからも更新楽しみにしています! (2020年12月14日 23時) (レス) id: 5a02e817dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:にゃこ | 作成日時:2019年11月18日 23時