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「光くんはどうする?」


「俺、は…」


大ちゃんにそう聞かれても、俯いたまま。
光くんが伊野尾ちゃんに何かをしたのか、詳しい事は何も知らないが、きっと光くんは…


「……俺は、無理に伊野ちゃんを自分のものにしたい訳じゃない」


案の定、光くんは賛成しなかった。
言われてみればたしかに、あまりそういうのを好まなそうな光くん。伊野尾ちゃんを自分のものにしたい気持ちはあるけれど、無理にそうするのは嫌。

まあ、光くんの言う通りだ。俺だって無理矢理は嫌だけど、それでももう、大ちゃんの言う通り限界なのだ。……仕方がないのだ。


「別に、無理にとは言ってないよ。いきなり拘束して襲う、なんてそんな乱暴な事はしない」


「……」


「じゃあ、いいの?いのちゃんは俺ら3人のものになるって事で」


「そんな事言ってないだろ…」


「じゃあどうするの光くん。やるの?やらないの?」


頬杖をつきながら目の前の光くんに畳み掛ける大ちゃん。
対する光くんは焦っているように見えた。


「……別に、今決めなくても…どうやって伊野ちゃんを僕たちのものにするか、それを考えてからでもいいんじゃないの」


自分より年上の2人の終わりの見えないやりとりに呆れたのか、知念はため息混じりにそう言った。


「……んー、そうだね…まあ、まだ何も思いついてないんだけど」


「「「はあ?」」」


本当にダメだ、この人は。ダメすぎる。

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なな - もう続きは書かれないのでしょうか?(泣)待ってます!!! (2021年9月15日 11時) (レス) id: 41fdc5cbed (このIDを非表示/違反報告)
- 短編集含め、全てのお話拝見致しました!全部好きですが、ymin、arinのお話が特に好きです。これからも更新楽しみにしています! (2020年12月14日 23時) (レス) id: 5a02e817dd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:にゃこ | 作成日時:2019年11月18日 23時

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