・ ページ16
「…!?、や、だよ、やめてよ大ちゃん!!」
俺の下でイヤイヤと暴れるいのちゃん。
すかさず片手で両手首をソファに抑えつけた。
「ふふ、そっかぁ。いのちゃん処女だったんだぁ。てっきりもう光くんに抱かれてたんだと思ってた。…非処女だと思ってたよ。」
ニヤリと自分でもわかるくらい嫌に上がる口角。
「…なんで、なんでそんな嬉しそうなのっ、」
目に涙を浮かべたいのちゃんが必死に睨んでくる。
…残念だけど、それ全然怖くないから。
………むしろいじめたくなる。
「俺さぁ、いのちゃんの事好きなんだわ。ごめんね?ずっと、抱きたいなって思ってた。非処女でもいいから抱きたいなって。」
これから行われる行為を察したのか、サーっと顔を真っ青にしたいのちゃん。
抱かれたかったんでしょ?嬉しいくせに。
「ねぇ、やだ!…お願い、だいちゃん!おれ、ハジメテはひかるにあげたいよ、!!」
「俺だっていのちゃんのハジメテ欲しいよ!!!」
声を荒げるとびくっと揺れる身体。
「ねぇ、知ってる?こういうのって、早い者勝ちなんだよ。先に抱いたほうが勝ち。好き嫌い関係なく、先に抱いたほうが勝ち。」
「…や、ち、がう、!…ぁ、ひか、…!!」
「光くんは怖くて手が出せなかったのかな?可哀想ないのちゃん。こんなに抱かれたがってたのに。」
「や、や…!!」
ふるふる首を横に振るいのちゃんは、ひどく怯えているように見えた。
「早いうちに手を出さなかった光くんが悪いんだよ。」
いのちゃんの目からはついに涙が溢れ始めた。
227人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
恋詞(プロフ) - はい!!ぜひともお願いします!!やまいの最高ーーーーーーー!笑 (2019年8月24日 22時) (レス) id: 7900629100 (このIDを非表示/違反報告)
あや丸(プロフ) - 恋詞さん» そうですよねっ、良かった…。もしまた思いついたらお話にしますね!やまいの最高〜(^◇^) (2019年8月24日 18時) (レス) id: 05c50357a1 (このIDを非表示/違反報告)
恋詞(プロフ) - そうなんです!!!あっ!5です!4と5最高でした!! (2019年8月24日 17時) (レス) id: 7900629100 (このIDを非表示/違反報告)
あや丸(プロフ) - 恋詞さん» そうでしたか!4番がお気に入りですかぁ!5番目にymさんの雄っぽさをいきなり出してみました…!私も5つのお話考えてる時にやにやしてしまいました…笑そういえば恋詞さん、やまいのお好きでしたもんね!…(あれ、そうだったよな、夢じゃないよ…ね??) (2019年8月24日 0時) (レス) id: 05c50357a1 (このIDを非表示/違反報告)
恋詞(プロフ) - 急にすみません4番目可愛すぎます(やまいのの小説です)。1から4まで全部可愛かったんですが、4番が1番好きすぎます! (2019年8月23日 23時) (レス) id: 7900629100 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:にゃこ | 作成日時:2019年7月30日 23時