thirty one ページ34
葵side
あれが鈴原芽衣かぁー
意地悪そうだな
葵「あのさぁ、鈴原さんだっけ」
鈴「はぁ〜い、そうですけどぉ〜どうかしましたか?」
こういうのめんどいなぁ キャラ作りすぎなんだよ
葵「あんた、良平君の事好きでAとの邪魔しようとしてるでしょ?」
鈴「そうですけど何か?」
何かとかないでしょ(笑)一応私の方が年上なのに敬語使えないのか
葵「良平君とAが付き合ってること知ってるんだったら入ってこないでくれるかな」
鈴「あのふたりの中は今、悪くなってるからいずれ別れるからそれまで待ってあげますよ」
葵「はぁ?別れるわけないからあと、ぶりっ子しててもうざいだけだから じゃあ」
鈴「あの人そうとう愛されてますね みなさんから」
葵「あなたには関係ないよね」
鈴「それも全部終わりにしてあげますっていうか終わりに近づいてますね(笑)」
葵「お前はさっさと消えろ」
あの女イライラする 男はどうして分かんないのかなぁ
木「あのさ、橋本」
葵「良平君、まだ帰ってなかったの?」
木「あ、うん…」
葵「で、どうかしたの?」
木「Aって俺意外に付き合ってた人とかいたの?」
葵「急にどうしたの?」
木「いや、気になったから あいつあの時、苦しそうだった Aからボソッと聞こえたんだよ「また、裏切られるの」って」
葵「大学中に唯一良平君以外に好きになった人ができたの あの子ずっと良平君好きだから告白されても断り続けたの でも、大学に入ってそこで好きな人ができたの」
木「そうなんだ…」
葵「あの子その時その相手から傷つけられたの 今、その彼は声優をやってるって噂だけどね この事はまだAは知らないから」
木「傷つけられたってどんなことされたんだよ!」
葵「それは本人から聞いて 私からはここまで…あと、Aを傷けたら私が許さないから」
木「分かった ありがとう」
葵「いいえ」
良平君ならあの子を変えられると思うんだけどね
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作者名:ひな | 作成日時:2016年9月29日 10時