幼馴染み (ページ14)

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2人の過去編
Aside

良平と私は幼稚園,小学校,中学校,高校,15年間一緒に過ごしてきてそして、ずっと好きだったんだ

良平は小さい頃から子役として活躍していたからみんなから人気者だったしモテモテだった

私はいっつもこんな私が幼馴染みでいいのかなって思ってた…高校でもまさか同じ高校だと思ってなかった正直嬉しくてしょうがなかった

毎朝、会話しなが学校に行くのが楽しかったそれが私の日課でもあった

けどあの日、私が忘れ物さえしなかったらあの会話なんて聞かなかったんだろう

私は葵と帰ってる途中忘れ物に気付き学校に戻っりに行ったそしたら教室から男子達の話し声が聞こえた…

男1｢お前と関根って本当に幼馴染みなのかよ？｣

木｢本当に幼馴染みなだけだよ、てか好きとかないし｣

男2｢それホントなんだろうな｣

木｢あぁーほんとだよ(笑)｣

幼馴染みだけど良平は私のことやっぱり幼馴染みとしか思ってないのかな…

男2｢それだったら関根に告白しようかなぁ～前から好きだったんだよな俺｣

男1｢えっ!?まじかよお前(笑)関根ってやっぱりかわいいよな｣

木｢そうか、そうでもないと思うけど｣

男3｢お前が言うなよ(笑)正直な所関根のことどう思ってんだよ｣

なんてことを聞くんだよ！

木｢はぁ？なんで言わないといけないんだよ｣

そうだよね…ただの幼馴染みだもんね

男1｢別にいいじゃん教えてくれても～意外と関根ってモテるんだよ｣

えっ!?そんな事ないよー高校に入って告白されたことはあったけど…

木｢へーそんなんだ、別に興味無いし｣

男2｢また、そう言って～本当は好きなんだろ｣

木｢あんなやつ好きじゃないし、で言うか付きまとわれて困るしこっちが…一応俺芸能界に入ってるからさぁなんていうか｣

男3｢それまじか(笑)！｣

木｢俺、ホントのことしか言わないし｣

男2｢それはなんでも関根に言い過ぎだろ｣

木｢別に大丈夫だろ｣

なにそれ…良平は私のことそんな風に見てたんだ…私って邪魔だったんだね…今まで気が付かなくてごめんね

『良平…今までごめん…もう良平に関わらないから…じゃあ』

木｢お、おい待てよ！｣

私は全力で走った涙が出てきてすごくしょっぱい味がした

私達の関係がこんな風に終わるなんて思ってもなかった

やっぱり無理してたのかな私…