62 背高ウツボ ページ14
重い足を動かし
オクタヴィネル寮へ向かおうとした時
…向こうから明らかに周りより背が高い2人組が歩いてくるのが見えた。
げ、あれは……
ﾌﾛｲﾄﾞ「あ〜〜〜〜〜。Aに金魚ちゃんだ〜〜〜！」
『げっ！！』
気付かれた…！？
一歩後ろへ引こうとした時にはもう遅く
ぎゅっ
凄い力で抱き締められた。
『ふ、フロイド、痛…』
ﾌﾛｲﾄﾞ「A、"げっ"って酷くなぁい？
てか何、2人してかくれんぼでもしてんの？楽しそうだね」
…楽しそうだねって言いながら
力強くするの止めてもらえませんかね…！？
ﾘﾄﾞﾙ「っ…ふ、フロイド。ボクのことを変なあだ名で呼ぶのはやめろと何度言わせるんだい？
あと、Aを離せ…！」
ﾌﾛｲﾄﾞ「だって、小さくて赤いのって、金魚でしょ？
…っと、危ねぇ〜♪」
リドルが俺に向かって伸ばした手をヒョイっと軽く避けながら
フロイドはそう答えた。
…リドルにあんまり小さいって言わない方がいいぞ…。
ｸﾞﾘﾑ「何か変な奴なんだゾ…」
ﾌﾛｲﾄﾞ「わー、しゃべる猫だ！おもしろーい。
ねえねえ、ギュッて絞めていい？」
『止めろ、グリムを巻き込むな…いててっ！』
こいつどんだけ力強いんだよ…！？
骨折れるって！
傍で見ているジェイドに助けを求めるように視線を送ると
ニコッと微笑まれて終わった。
助けろって言ってんの！！
分かって無視してんだろ！！
ｼﾞｪｲﾄﾞ「おや、ハーツラビュル寮のみなさんお揃いで。
もしや、マジカルシフト大会に向けての敵情視察ですか？」
うう…流石ジェイド。
鋭いな。
でも…敵情視察というより
敵から守ろうとしてるだけなんだけど、俺たち。
『なぁ、2人とも勘違いしてr＿＿＿＿』
ｼﾞｪｲﾄﾞ「スパイ行為を見逃すわけにはいきませんねぇ。何故僕たちを監視していたのか、理由を詳しくお聞かせ願えますか？」
ジェイドがそう言うと
フロイドは、急に俺を抱き抱えた。
ちょ、何かデジャブ…？
『ふ、フロイド…待てって』
ﾌﾛｲﾄﾞ「ふふっ、ちゃーんと大人しく掴まっててね？俺のA♡」
『誰がいつお前のになったんだ＿＿＿っちょ、走るなー！！』
ひいい！
速度速！？怖っ！！！
誰か俺を助けろぉお！！！
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レオン(プロフ) - ゆーみさん» こちらこそ！！頑張ってください(^ー^* ) (2020年8月5日 15時) (
レス) id: a7a7bc0a75 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーみ(プロフ) - レオンさん» わわっ！ご指摘ありがとうございます！すぐに直させていただきます！楽しんでいただけて凄く嬉しいです(><) これからも頑張りますね(*^^*) (2020年8月5日 15時) (レス) id: 6d4204e12b (このIDを非表示/違反報告)
レオン(プロフ) - 93の夢主の言葉の、「万丈一致」って満場一致ではないですか？粗探しみたいでごめんなさい(＞＜)いつも楽しんで読ませていただいてます！ (2020年8月5日 12時) (レス) id: a7a7bc0a75 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーみ(プロフ) - 死音心音2.0さん» コメントありがとうございます！私個人としても、他キャラとの絡みすっごく書きたいです…！貴重なご意見ありがとうございます！これからも頑張りますね(*^^*) (2020年8月2日 0時) (レス) id: 6d4204e12b (このIDを非表示/違反報告)
死音心音2.0(プロフ) - いつも素敵なお話をありがとうございます！番外編ですが、私としては主人公君と他キャラの絡みが見たいのでもう一つ作っていただけたらと思います。ですが、やはり作者様の書きやすいのが一番だと思います！これからも応援してます！それと我儘言ってごめんなさい！ (2020年8月1日 23時) (レス) id: 2a5e77e557 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆーみ | 作成日時：2020年7月17日 18時
