7 大魔法士になりたい！ ページ8
それぞれ役割を決めて
掃除をする事数十分…
ｻﾞｧｰｰｰｰｰｯ
『雨か…』
急に、結構な量の雨が降ってきた。
ｸﾞﾘﾑ「ぎぇー！急にひでえ雨なんだゾ！」
ユウ「！！！！」
ｸﾞﾘﾑ「ぎゃっはっは！コウモリが水鉄砲くらったみたいな間抜けな顔してるんだゾ！」
いや例えよ。
てか、コウモリに水鉄砲当てたら今のユウちゃんみたいな顔すんの？((
ｸﾞﾘﾑ「オレ様の手にかかれば、もう一度学校に忍び込むことくらいチョロいチョロい。
ちょっと外に放り出したくらいで、オレ様が入学を諦めると思ったら大間違いなんだゾ！」
…まーだ言ってるし。
俺は、グリムと視線が合うように
グリムに合わせてその場に座り込み
『何でそんなに学校に入りたいんだ？』
さっきから疑問に思ってた事を聞いてみた。
ｸﾞﾘﾑ「単純な話なんだゾ！
オレ様は大魔法士になるべくして生を受けた天才だからなんだゾ！」
『ふはっ、なるべくして生を受けた天才、ね〜』
ｸﾞﾘﾑ「な、なんだ！バカにしてんのか〜！？」
『いや、可愛いなって思って』
自分で天才って言っちゃう所とかね。
ｸﾞﾘﾑ「オレ様は！いつか黒い馬車が迎えに来るんだって思って、ずっとずっと待ってた。
なのに……なのに……」
話しながら、大きな瞳をうるうるとさせるグリム。
…ちょっと可哀想だけど…可愛い。
ｸﾞﾘﾑ「ふ、ふん！闇の鏡も見る目がねーんだゾ」
…やっぱりちょっと可愛くないかも。←
せめてもの慰めにと、グリムの頭を撫でた時
ﾎﾟﾀｯ…
ｸﾞﾘﾑ「に"ゃっ！つめてっ！天井から雨漏りしてやがるんだゾ！」
雨漏りって…
『学園長…雨風凌げるんじゃなかったのかよ…』
まぁ、この寮かなりボロボロだから
そこら辺に穴が空いてしまっているんだろう。
ｸﾞﾘﾑ「ふぎゃっ！また水が降ってきた！
オレ様のチャームポイントの耳の炎が消えちまう〜！」
ユウ「ここってバケツとかあるんですかね…」
『どうだろう…探してくるから、ユウちゃんとグリムはここで待ってて』
ユウちゃんがバケツを探そうとしてくれたけど
何があるかわからない。
それに…嫌な気配がする。
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ゆーみ(プロフ) - 碌無者さん» コメント、そしてご指摘ありがとうございます。本当ですね…！ルークさんはフランス語を使う方だと認識はしていたのですが、自分の作品に反映出来ておりませんでした…！すぐに修正させていただきます！ (2021年4月18日 7時) (
レス) id: 6d4204e12b (このIDを非表示/違反報告)
碌無者(プロフ) - 拝読しました！ ルークさんによる主人公の呼び名ですが、彼はフランス語を使ってますので「シークレット」ではなく「スクレ(秘密のフランス語)」がよろしいのではないかと。英仏交じりは違和感がありますので。 とても楽しく読んでおります。更新頑張ってください！ (2021年4月18日 6時) (レス) id: 0a4b7a6801 (このIDを非表示/違反報告)
シエル - 夢主モテ過ぎうらやしし、カッコいい・・・チェーニャ可愛い・・・これからも頑張ってください！ (2020年12月5日 11時) (レス) id: 0e021875cf (このIDを非表示/違反報告)
ゆーみ(プロフ) - 千寿さん» 確かにそうですね…！コメントありがとうございます！すぐ訂正致します…！これからも頑張ります！ (2020年7月18日 20時) (レス) id: 6d4204e12b (このIDを非表示/違反報告)
千寿 - ブロットが黒くなる、ではなく魔法石が黒くなる、ではないでしょうか？ブロットは元々魔法を出しすぎることによる排気ガスみたいなものなので…。とても面白いです。更新頑張ってください！！ (2020年7月18日 20時) (レス) id: 97e117b582 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆーみ | 作成日時：2020年7月14日 5時
