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ナンパ事件から時は経ち、今は百さんの提案でビーチバレーをしている。
はじめ私は参加せず見学していたのだが、百さんの誘いで私もゲームに参加することとなった。
『よろしくお願いします。龍之介さん。』
龍「うん!よろしくAちゃん!!」
私と龍之介さんが同じチーム。
相手は、楽さんと天さんだ。
楽「よろしくな!龍、A!!」
天「楽とやるのは嫌だけど負ける気はないから」
『はい。正々堂々戦いましょう。』
こうして、試合は始まる。
先行は私のサーブで始まり、滑り出しは順調。
『龍之介さん。そっちお願いします。』
龍「Aちゃん!楽のスパイク気をつけて!」
龍之介さんと声を掛け合い、連携をしていく。
順調そうに見えたが楽さんと天さんのペアも負けていない。
すると、楽さんの加減の効いたドロップがネットギリギリの真ん中らへんにきた。
私と龍之介さんは、急なドロップに対応するために全力で同じボールを取りに行く。
その瞬間、ボールをギリギリの打ち返せたものの私と龍之介さんはとてつもない勢いで衝突した。
龍「いててて…。ってAちゃん大丈夫…!?」
『…龍之介さんが受け止めてくれたので大丈夫ですよ。』
それを聞いて安堵する龍之介さんだったが、急に顔を赤らめとてつもなく慌てている。
それは、龍之介さんが私を抱き締めるかのように抱え
私は、手を直に龍之介さんの腹筋へあてていたからだ。
龍「////!!?…あ、へ?!ご、ごめん!!///」
『いえ、大丈夫ですよ。とりあえず、退きますね。楽さんと天さんがすごい顔で見てくるので。』
そう。楽さんと天さんは、こちらを羨ましそうに睨んでいたのだ。
私は、龍之介さんから離れるが、今度は楽さんに引寄与せられる。
楽「お前らは気づいてるかもだが、俺はAを譲る気はないからな」
天「楽、その手を離して。気が変わった。僕もAだけは譲る気はないから。」
龍「…!!俺だって、2人には負けないよ…!!///」
私は、私の何について話しているのか理解していないが、私は、1つ思ったことがある。
『皆さんのことをあらためてみると…
とても、綺麗な体つきですね。特に腹部とか。』
そういい私は近くにいた天さんの腹部を指差し、なぞるように指を動かす。その仕草に
TRIGGER 「「「色気がすごい…///」」」
と、TRIGGERの皆さんは、目を逸らして顔を赤くしたのであった。
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九尾の狐(プロフ) - 明日香さん» 読んでいただきありがとうございます!!ご期待に答えられるよう更新頑張ります!! (2022年11月28日 20時) (レス) id: 0328a7c66e (このIDを非表示/違反報告)
明日香(プロフ) - 読みました。面白いです。先が楽しみです。更新楽しみにしています。 (2022年11月28日 19時) (レス) id: b868286752 (このIDを非表示/違反報告)
九尾の狐(プロフ) - koenoさん» ご指摘ありがとうございます…!!まず『貴所』についてですが調べた結果この言葉にいき着きましたが私の理解不足でした。次に2話のセリフですが確かに『、!』が多いですね。双方とも訂正します。不快にさせてしまい申し訳ありません。今後ともよろしくお願いします。 (2022年11月27日 8時) (レス) id: 0328a7c66e (このIDを非表示/違反報告)
koeno(プロフ) - 貴所の意味ちゃんと調べましたか?あとなんで2話の万さんのセリフ、!ばっかり居れるんですか? (2022年11月27日 2時) (レス) @page3 id: 3ec6efc790 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:九尾の狐 | 作成日時:2022年11月24日 0時