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─1本の電話 ページ4

sideA


prrrrr

電話の音で起きる

時計を見るとまだ朝の4時

「誰?こんな朝早くに電話かけて来るなんて」

そんな独り言もらしながらスマホの画面をみる

そこには

“ジャニーさん”

という文字が

日本まだ昼過ぎだからか

と我ながら寝起きなのに冷静だなと思いながら電話に出る

「もしもし」

ジャ「出るのが遅いよ!A!出ないかと思ったよ!」

「ごめん、でもこっちまだ朝の4時なんだけど」

ジャ「ああ!時差か、それはごめん」

「で、なんで電話かけてきたの?」

ジャニーさんと約束している月一の電話もつい先週したし

と思い聞くと

ジャ「あ、そうだった!A戻ってこない?」

「え、」

ジャニーさんは送り出すときに言ってくれた

youが戻ってきたいタイミングで戻ってきなさい

youがまたここに戻ってきても頑張れると思ったら戻ってきなさい

と、だからジャニーさんが戻る提案されたことが衝撃的で

「なんて?」

ジャ「だ・か・ら!日本に戻ってこない?」

「え、なんで?」

ジャ「話せば長くなるんだけど

彼らが──────────だよ」

「は!?なんで、そんなこと」

ジャ「Aが大切だからだよ」

「っ、」

ずるい、彼らはこうやってまた私を振り回す

でも、

「ジャニーさんもし私が戻ったら

彼らは────できるの?」

ジャ「あぁもちろん

君を加入させてね、約束するよ」

「わかった」

3年半、辛いことも沢山あった

何度も日本に帰りたいと思った

それでも我慢して耐えて

彼らに追いつけるように頑張った

これは神様がくれた1歩踏み出すチャンスだ

「私、日本に戻るよ

活動再開する」

ジャ「youならそう言ってくれると思ったよ!

早速明日マネージャーを向かわせるね

どうせyouのことだから

当日までは日本には戻らないって言うだろうし

色々手続きしなきゃ行けないこともあるからね」

さすがジャニーさん私の事わかってる!

「ありがとう!

でも、そんな急にマネージャーさんにお願いして大丈夫なの?」

ジャ「向かわせるのはずっとAのマネージャーで

事務所で唯一の僕以外で君の居場所を知っている楠木だ

今、Aを活動再開させるって連絡したら

今すぐにでもアメリカに行きますって返信が来たよ笑」

「楠木さん、」

ジャ「だからyouはその心配はしなくていいよ

こっちでの事は僕と楠木でやる

君はギリギリまで自分のスキルを磨いてくれ」

─ママとパパ→←─誰も知らない、3年半



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設定タグ:SixTONES , 紅一点 , 田中樹   
作品ジャンル:タレント
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糸山露子(プロフ) - 早く続きが読みたいな (2023年5月12日 5時) (レス) id: b4b34b6799 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:s | 作成日時:2022年10月15日 1時

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