─涙目の君 ページ17
sideA
“キャー!!!!!”
急に聞こえてくるお客さんの歓声
なんかしたかなと思って周りを見渡すと
SixTONESのみんなが
ピアノの回りを囲んで一緒に歌ってくれている
最後のジェスとたいのハモリも練習してなかったけど
その場のノリでハモリ
結果大成功だった
京「あれ?Aまた残り?」
「うん、次こっちからなの」
京「そっか!じゃまた後で」
「うん!」
その後“君にこの歌を”の伴奏を弾き
“REAL DX”の間に着替えた
着替えた衣装は思い出の黒のミニスカ
3年半前、まだ衣装を貰えなかった私は
先輩の衣装を着ようとするもブカブカで踊れなくて
いつも自分で私服を持ってきてやりくりしていた
その事を誰かから聞いたジャニーさんが買ってくれたのが
この黒のミニスカ
当時は黒なんて地味だし短すぎて恥ずかしかったけど
今では大事な宝物のひとつ
そして髪型はLIVEの初日と千秋楽に必ずやっていた
Aちゃんと言えばこの髪型だよねって言って貰えていた
ツインお団子にしてマイクを持ってスタンバイする
「ちょっと子供っぽいかな?笑」
ス「大丈夫ですよ!とても似合ってます!
Aちゃんが帰ってきたなーって感じがして嬉しいです」
「本当ですか!?ありがとうございます!」
ス「井上さんもう少しで出番です」
Love so sweetが流れたら出る
♪♪♪
「みなさーん!楽しんでますかー?
まだまだまだ、まだ!
私たちの伝説は終わらねぇーぞ!!!」
『ぎゃあーーーーー』
wow wow〜♪
久しぶりに煽りもして
テンションぶち上がり
あー楽しすぎる
そして曲も終盤になりふと顔を上げると
私が歩いてる花道に誰もいないことに気づいた
やば!間違えた!?
周りを見渡すと
花道の先にずっと会いたかった
涙目の人が
「瑞稀!!」
瑞「Aちゃん!!」
410人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「SixTones」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
糸山露子(プロフ) - 早く続きが読みたいな (5月12日 5時) (レス) id: b4b34b6799 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:s | 作成日時:2022年10月15日 1時