Diamond girl (ページ11)

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─滝沢くんからの無茶ぶりページ11

sideA

楠「で、弟くんはどうだった？」

「インターホン押したら尚稀が出てきちゃってさ

一瞬Aのこと見て固まっちゃったの

だからA気づいてないのかと思って

“Aだよ”って言ったら泣きながら

“Aちゃん会いたかった”って抱きついてきてくれて

Aも強がって“男の子が泣くんじゃない”って言いながら泣いちゃった笑」

楠「大きくなってた？」

「うん、ものすごく

背めっちゃ伸びてて、もう中学生で今年受験なんだって

びっくりしちゃった笑

でも、みんなで昼ごはん食べたんだけど

相変わらず隣に座ってべったりだったよ尚稀笑」

楠「中3でしょ？反抗期じゃないんだ」

「うん、なんか全然そんな感じじゃなくて

変わってなくて安心した」

楠「そっか良かったね」

「うん！」

楠「よし！着いたよ事務所」

事務所に着いてからは滝沢くんとあって少し話して

ジャニーさんの部屋がまだ残ってるって言うから

少し見に行ったりして

もう帰ろうかなって思ってたら楠木さんが

“1番上の階の1番奥のレッスン室が空いてるけど使う？
今日はその階誰もレッスン入ってないから声出しても大丈夫だから歌えたりもするけど”

って教えてくれたから今レッスン室にいる

「あーなにしよう

まぁ明日の確認はするとして

あ、そうだ！滝沢くんからの無茶ぶりの練習しなきゃ」

なんとさっき滝沢くんから

“A、明日ソロで1曲歌わない？”

と言われた

急だし準備してきてなかったら１回断ったんだけど

“3年半の頑張りを発揮できるいい機会なんじゃない”

と楠木さんに背中を押されてやることに

センターステージでピアノを弾きながらSixTONESのBeautiful lifeを歌うことになった

Beautiful lifeはアメリカにいる時から練習してたけど

ピアノを弾きながらってなるとちょっと話が変わってくる

ラスサビ前は歌だけにしたいからどこのタイミングで立つかとか色々考えなきゃいけない

滝沢くんに構成は全部Aに任せるよとか言われちゃったからね

まぁまずは体動かすかと思い踊っていると

ガチャ

誰も来ないはずなのにドアが開いた

「え、誰？」

？「おはようございまーす」

「え、涼ちゃん？」

誰かと思ったらHey! Say! JUMPの山田涼介くんだった

涼「A？」