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あの日。自分から一方的に唇を重ね、無慈悲に彼とあの気持ちを置き去りにした日。
その日から私は、あの場所に足を向けることを辞めてしまった。
あの場所に行くことが無くなっても私の日常は何ら変わらないものだったはずなのに、心にポッカリと大きな穴ができたようだった。
啓悟さんが卒業して、私たちは最高学年になって。
少ししたら、メディアで " ホークス " を見かけるようになる。
想いはあの日、置き去りにしてきたはずだった。……のに、画面越しに貴方のことを見る度に、この胸はどうしようもなく苦しくて、切なくて、仕方なかった。
相変わらず友達には恵まれていたし、何人かとお付き合いしたこともあった。
それでもやっぱり、どこか息苦しくて、1人になりたいとも思っていた。
それでも尚、私はあの場所に行くことはなかった。
＿＿＿＿＿＿＿＿いや、できなかったのだ。
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柴イヌ - めちゃ好きです。第三者から見たらクッキリしてるのに2人の中ではもやもやふわふわした関係性なのすきです。これからも、作者さんのペースで更新されていくのを応援してます！ (2022年10月17日 21時) (
レス) @page19 id: b7226dfc37 (このIDを非表示/違反報告)
まむ(プロフ) - 芝之さん» はじめまして！そう言っていただけて本当に嬉しいですありがとうございます〜〜(;_;)！文字に起こすのがすごい下手くそでこの2人の距離感が上手く伝わっているのか不安だったので本当に嬉しいです…！ (2020年9月5日 14時) (レス) id: 6068faa803 (このIDを非表示/違反報告)
芝之 - 夢主ちゃんとの、硬いようで脆い関係が大好きです…！更新楽しみに待ってます、頑張ってください！ (2020年9月5日 11時) (レス) id: b7a49d6e6e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まむ | 作成日時：2020年9月2日 22時
