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___Aside




バタバタと階段を駆け下りて急いで玄関まで走る。



「A急に走ってどうしたの〜?近所迷惑よ〜」

「ごめんお母さん!!ちょっと、外出てくる!!」

「ご飯までには帰ってきてね〜」

「うん!!」


お母さんに声をかけながら玄関にある鏡を見ながらササッと髪を整える。

うわ···部屋着のまま来ちゃったけど大丈夫かな?

メイクはいつもあんまりしないからそんなに変わらないけど···

えぇい!!気にしない!!角名くんが待ってるんだから!!



適当に靴を履いて玄関のドアを開ける。

そこには、ジャージを着た角名くん。

部活終わり、かな。



「ごめんね、待たせちゃって!!」

「ううん、平気
てか、俺が急に来たんだから急がなくても良かったのに···」

「いやいや、久し振りの角名くんだもん!!
1秒でも早く会いたくて!!」



申し訳なさそうに言う角名くんは、

何だか捨てられた子犬のように見えて、

···可愛い、と、思ってしまったり。



「···部活がなかったら毎日でも会いに行くのに
ごめん、遊びにも行けなくて。」

「いいんだよ〜
その代わり、いっぱい電話とかしてくれたら私寂しくないから。
時間がある時、遠慮なくどうぞ!!」

「·····うん。する。」

「·····ッ」



そう言う角名くんの瞳は真っ直ぐで。

不覚にも、ドキッとくる。

_あぁ、この人が私の彼氏なんて。

未だに実感がわかない。




「あ、···俺、三嶋さんにもういっこ、
謝らないといけないことあるんだけど。」

「···ん?何?」

「夏祭りの、
7月30日···誕生日だったんだね。治に聞いた。
ごめん、一緒にいたのに祝えなくて···
1週間も遅れちゃったけど、これ、プレゼント。」

「···え」




夏祭りの日が幸せすぎて自分でも忘れかけてた誕生日。

一応親にはお祝いを言われたけど角名くんに言われると、別物みたい。




「···ありがとう。開けてみてもいい?」

「もちろん」





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えむ。(プロフ) - 梦雨さん» コメントありがとうございます…!ハイキューで話を書くのは初めてで上手く表現できないところもあったのですが、そのような言葉を頂けて私としてもとても嬉しいです!ありがとうございます! (2021年9月9日 23時) (レス) id: 55ec986793 (このIDを非表示/違反報告)
梦雨 - すごく素敵なお話でした…!!最高でした、面白かったです!! (2021年9月9日 19時) (レス) id: 508416840e (このIDを非表示/違反報告)
菜々(プロフ) - カラメルさん» コメントありがとうございます!!沢山数のある作品の中でこの話を選んで読んでいただけたことがとても嬉しいです!!テスト勉強は無理のない程度に、、!!主ももうすぐテストなのでお互い頑張りましょうね!! (2020年11月9日 18時) (レス) id: 55ec986793 (このIDを非表示/違反報告)
カラメル - 完結おめでとうございます!今、テスト期間中で…何か癒しを!と思って選んだ作品がこれでした。角名くんかっこいい!かっこよすぎる!こんな素晴らしいお話を書いてくださり、ありがとうございました!テスト頑張ります(^^) (2020年11月9日 17時) (レス) id: c0968ba8e8 (このIDを非表示/違反報告)
菜々(プロフ) - わぁぁ!!嬉しい言葉をありがとうございます!!完結までのあと少し、応援してくれると嬉しいです、、!!頑張ります!! (2020年10月24日 18時) (レス) id: 55ec986793 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:菜々 | 作成日時:2020年8月18日 23時

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