15話 ページ16
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そして、また少し経って、あっという間に夏休みが始まって数日後。
角名くんと夏祭りに行くまであと1週間。
「あっづい···」
私は折角の休みというのに制服を来て学校へ来ていた。
なんでこんな時に限って課題のプリントを忘れてしまったんだ···!!
そんなものすっぽかそうと思ったものの、結構重要なものらしく渋々取りに来たのである。
_こんなに暑いんだから帰りアイス買って食べながら帰ろう。うんそうしよう。
なんて考えながら教室に向かいさっさとプリントを取って帰ろうとした時、
キュッキュッ
「___、サッー!!」
体育館の方から、何やら音と声が聞こえた。
__うわ、こんな時に暑い体育館で部活···すごいなあ。何部だろう
ちょっとした興味で体育館へ行って、覗いてみた。
ネットを挟んでボールを打ち合ったり、身長が高い人達がジャンプしてそれを止めあったりしている。
···あ、男子バレー部か。
「ナイスキー!!」
「ワンタッチ!!」
バレーなんてやったこともないからルールもあんまり知らないけど、
汗だくになりながらも必死にボールを追いかける姿はとてもかっこよくて、暑さも忘れてついつい見入ってしまった。
「よし、じゃあ今日はここまでや」
「お疲れっしたー!!」
はっ、とすれば大分時間が経っていて10時ぐらいに来たはずが時計を確認すればもうお昼時である。
_帰らなくちゃ。
と、その場を離れようとしたが
「あれ、三嶋さん？」
「え、A？」
という声に足が止まった。
「え、角名くんと治くん···？」
そういえば、2人はバレー部だっけ。
え、なんであんなに見ていたのに2人に気づかなかったんだ私。
「なんでAここにおるん？」
「あ、忘れ物しちゃって···」
「うわ、暑いのにお疲れ」
「ううん、2人も部活お疲れ様。
バレー部、かっこよくてついつい見ちゃった」
「ほんと？ありがとう」
かっこよかった、と言うと角名くんはちょっと照れくさそうに笑った。
···可愛い。
「そや、A今帰り？」
「あ、うん」
「俺らも今日は午前だけやからもう帰るんやけど、一緒に帰らへん？」
「え、いいの？私もいて」
「全然構わへんで」
「じゃあ、一緒に帰ろうかな」
「おん、じゃあちょっと待っててや」
「わかった」
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えむ。(プロフ) - 梦雨さん» コメントありがとうございます…！ハイキューで話を書くのは初めてで上手く表現できないところもあったのですが、そのような言葉を頂けて私としてもとても嬉しいです！ありがとうございます！ (2021年9月9日 23時) (
レス) id: 55ec986793 (このIDを非表示/違反報告)
梦雨 - すごく素敵なお話でした…！！最高でした、面白かったです！！ (2021年9月9日 19時) (レス) id: 508416840e (このIDを非表示/違反報告)
菜々(プロフ) - カラメルさん» コメントありがとうございます!!沢山数のある作品の中でこの話を選んで読んでいただけたことがとても嬉しいです!!テスト勉強は無理のない程度に、、!!主ももうすぐテストなのでお互い頑張りましょうね!! (2020年11月9日 18時) (レス) id: 55ec986793 (このIDを非表示/違反報告)
カラメル - 完結おめでとうございます！今、テスト期間中で…何か癒しを！と思って選んだ作品がこれでした。角名くんかっこいい！かっこよすぎる！こんな素晴らしいお話を書いてくださり、ありがとうございました！テスト頑張ります(^^) (2020年11月9日 17時) (レス) id: c0968ba8e8 (このIDを非表示/違反報告)
菜々(プロフ) - わぁぁ!!嬉しい言葉をありがとうございます!!完結までのあと少し、応援してくれると嬉しいです、、!!頑張ります!! (2020年10月24日 18時) (レス) id: 55ec986793 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：菜々 | 作成日時：2020年8月18日 23時
