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「·····急に、どうしたの?」

「今日、久しぶりに会えると思ったのに話しかけてこないし、
目は合う前にすごい勢いで逸らされるし、斎藤とはなんか仲良さげだったし。

·····もしかして、俺より斎藤の方が好きなの?

俺が部活もあるしあまり会えない事多いから、冷めちゃった?」



何やら饒舌に話すと思ったらやっぱり今日の出来事ばかり。

·····やっぱり避けてたの、気づいてたんだ。

でも、後半の内容は·····



「やきもち·····」

「·····悪い?
だってAが他のやつと話してたから。
俺だって妬くときは妬くよ。」



その言葉と同時に、さっきよりも強い力で抱きしめられる。



「あのね、角名くん、今日のことなんだけど、」

「うん」

「実は、今朝前髪を切ったんだけどね」

「·····えっ、」



前髪を切ったという事実を言えば、

角名くんはようやく肩から頭を上げ、

その目と、私の目がバッチリと合った。

そしてその目は私の目から少し逸れ、額の方を見た。



「この通り、失敗したので、角名くんには見せられなくて避けちゃってました。
斎藤くんにはこのこと相談してたの。

·····ほんとに、ごめんなさい」

「·····っっはぁぁぁー
·····じゃあ、俺の事、嫌いになったわけじゃないんだよね?」



安心したような、脱力したような角名くんはそう問いかけた。



「そんなわけないじゃん!!角名くんのことは大好きだよ。」

「へえ?
·····なら今日避けられた分、充電させてね」

「·····え」



その言葉で気づく、今の体制を。

顔と顔がすごく至近距離にあること。



「あの·····角名くん、
お昼、、そう!!お昼食べようよ!!」

「俺の昼ごはんなら、目の前に居るんだけど」

「·····っ!?」



·····その日の角名くんはいつもより甘えただった。








(·····あ、前髪、可愛いよ。俺好み。


·····あと俺さ、Aのことちゃんと好きだし、離す気なんてないよ。
だから一生そばにいてね。)

(〜〜〜っっ!?)




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えむ。(プロフ) - 梦雨さん» コメントありがとうございます…!ハイキューで話を書くのは初めてで上手く表現できないところもあったのですが、そのような言葉を頂けて私としてもとても嬉しいです!ありがとうございます! (2021年9月9日 23時) (レス) id: 55ec986793 (このIDを非表示/違反報告)
梦雨 - すごく素敵なお話でした…!!最高でした、面白かったです!! (2021年9月9日 19時) (レス) id: 508416840e (このIDを非表示/違反報告)
菜々(プロフ) - カラメルさん» コメントありがとうございます!!沢山数のある作品の中でこの話を選んで読んでいただけたことがとても嬉しいです!!テスト勉強は無理のない程度に、、!!主ももうすぐテストなのでお互い頑張りましょうね!! (2020年11月9日 18時) (レス) id: 55ec986793 (このIDを非表示/違反報告)
カラメル - 完結おめでとうございます!今、テスト期間中で…何か癒しを!と思って選んだ作品がこれでした。角名くんかっこいい!かっこよすぎる!こんな素晴らしいお話を書いてくださり、ありがとうございました!テスト頑張ります(^^) (2020年11月9日 17時) (レス) id: c0968ba8e8 (このIDを非表示/違反報告)
菜々(プロフ) - わぁぁ!!嬉しい言葉をありがとうございます!!完結までのあと少し、応援してくれると嬉しいです、、!!頑張ります!! (2020年10月24日 18時) (レス) id: 55ec986793 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:菜々 | 作成日時:2020年8月18日 23時

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