病んでる愛を【呪術廻戦】

家入硝子 知りたい ページ36

※流血注意
※同性愛



目が覚めるといつもと違う景色が広がった。


『ここ、どこ？』


少しだけ見たことがある景色だけど、どこだか思い出せない、薄暗い部屋。
体に違和感があった。

『えっ？なにこの鎖。』


力を入れて動かしても外れない鎖が四肢と首に付いていた。


「おっ、やっと起きたな。」



『硝子？』


思い出した。ここは前に来た硝子の実験室だ。


『なんで私、鎖で繋がれてるの？』

「んー、簡潔に言うと、Aを調べてみたかったから。」

『えっ、は？』

「Aは昨日任務だったんだけど途中で意識不明の重体になって
私のところに連れて来られたの。で、いい機会だからAは死んだって事にしたわけよ。」


いきいきと伝えられた異常な内容に頭が混乱する。


『……私を調べてみたかったからってどういうこと？』

「そのまんまの意味よ。Aの体の中を隅々まで調べんの。」

『なっ、なんで私なの？私元々そこまで呪力も持ってないし、普通の方の人間だよね！？
言うのもなんだけど、他じゃダメなの？』

「ダメだよ。代わりはいないの。」

『どうして！？』

「……好きだから。Aが。好きな人の事は全部知りたいでしょ？」



そう目を細めて笑う硝子。その姿は女の私が見ても息を吸うのを忘れる程に美しい。


ﾌﾟｽ、ﾌﾟｼｬ

そんな音が聞こえ自分のお腹から赤い血が出てくる。


『あっ、あぁああ、、！』

「大丈夫よ。殺す気はないからちゃんと治してあげる。まあ痛いのは変わらないけど。

ほら、見て。これAの肝臓だよ。
今まで何度か見てきたことあるけど、やっぱりAのが1番綺麗……」


うっとりと私の臓物を見ている硝子の横で、私はただ泣き叫ぶ事しか出来ない。






＿＿＿好きな人のことを知りたい、ただそれだけ＿＿＿＿




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(゜∀゜)ﾊﾊｯ雑。描写もっとちゃんと書きたいなと思ったんですけども、
フラグに引っかかりそうだったのでやめました。

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