病んでる愛を【呪術廻戦】

五条悟 1番 3 ページ20

起き上がって逃げようとするも片手で手を抑え込まれ、身動きが取れない。


背中には冷たい床があたっている感触。


「なんでかわかる？

わかんないよね？

だってAは僕のこと親切な人ぐらいにしか思ってないもんねぇ？」


もう片方の手で私の首を絞める。



『う”っ』



「僕は別にAに感謝して貰いたかった訳ない。

どんな形でもいいからAの中の1番になりたい。

1番好きでも、

1番愛してるでも



1番嫌いでも。」



首を絞める力が強くなる。



「ねえ僕のことを嫌ってよ。呪い殺すぐらいに、強く、強く。」



五条さん。

貴方を呪う資格は私にはない。

だって









貴方が今、苦しそうに顔を歪めて綺麗な瞳から涙を流すのは私のせいなのだから＿＿＿＿＿。







───────────────────────


ねぇなんで？

なんでそんなに優しい目で僕を見るの？

あんなに酷い事したのに。









＿＿それを聞くことはもう出来ない＿＿






─────────────────────
めっちゃバットエンド。
かと思うのですが、
まあAさんにとって五条さんは“1番最後に見た1番可哀想な人”になれたので良しとしましょう

リクエストについて！→←五条悟 1番 2

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す